A社(西新宿)のビルには、ドラッグストアがある。
出社時には、ペットボトルなどを買うことができて、なかなか便利である。
このドラッグストアも、ご多分に漏れず、かの新型コロナウイルスの推移に伴って、商品在庫の盛衰を見せてきた。
店頭に、「マスクの入荷予定はありません」との趣旨の紙が掲げられていたのに始まり、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙製品の棚が空になったこともあった。
そして、アルコール消毒液の類や、体温計も。
半年ほどを経て、都内の感染者数の状況はむしろ悪化している中、そうした商品については、普通に陳列されるようになった。
そんな昨今、少し前から、一つだけ、棚の空白が目につくようになった。
うがい薬のコーナーである。
例の、吉村大阪府知事の会見の影響だろうか。
あの会見の後は、うがい薬の効用を疑問視する論調がずいぶんあったように思うが、それでもいまだにこんな状態だ。
どうしたことだろう。
そもそも、この店で、うがい薬コーナーの空白に気づいたのは、吉村知事の会見よりも早かった。
何か別の形でうがい薬に関する情報が流布し、そんなことになったのだろうか。
よくわからない・・・。