naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

京都・滋賀旅行~11月7日(土) 近江今津へ

11月7日(土)、朝。部屋から京都駅のホームが見える。

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前夜、四条河原町ファミリーマートで買ってきたもので朝食。

 

今回の旅行は、本来滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールでの演奏会に行くのが目的の1つだった。

 

演奏会が中止になったものの、せっかくなので、これまで旅行したことがない琵琶湖方面に行ってみようと相談。

 

11月7日(土)、湖西線に乗って、琵琶湖周航の歌資料館がある近江今津というところまで行くことにした。妻提案のプランである。

 

8:41京都発の湖西線近江今津行きに乗車。

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この日は終始曇り空。

車窓から琵琶湖が見えてきたが、誠にあいにくな眺めだった。これは残念。

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進行方向左側に比叡山延暦寺にはいずれ行ってみたい。

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右側の琵琶湖。青空と湖面のコントラストを想像するが、眼前はただ白いだけだ。

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近江舞子駅でしばらく停車した。ホームからの眺めは幻想的。これはこの天気でないと見られなかった。

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9:52近江今津駅着。

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この湖西線、駅間がずいぶん短いように感じた。後で調べてみたところ、近江今津は京都から17駅目だが、その内14駅がことごとく駅間3分、3駅だけが5分だった。

 

改札を出る。近く加藤登紀子がコンサート。

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もらったマップを見ながらまず「琵琶湖周航の歌資料館」へ。

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琵琶湖周航の歌資料館。

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私が「琵琶湖周航の歌」を知ったのは、加藤登紀子の歌でだった。1971年、「知床旅情」に続くシングルとしてリリースされている。

 

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展示室は1つだけでそう広くもなかったが、この歌を色々知ることができる見応えのある展示だった。

 

表に出て、右方向に歩いて行く。

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次に行くのは、今津ヴォーリズ資料館である。

天気を心配したが、幸い雨には降られずに済んだ。

京都と違って人がほとんどいない静かな今津の街を歩くのは気持ちが落ち着く。旅行先でこういう経験をすることは少ない。

 

今津ヴォーリズ資料館。

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ウィリアム・メレル・ヴォーリズという人については知らなかったが、明治時代にキリスト教伝道のためにアメリカから滋賀県にやってきて、後にヴォーリズ建築事務所を開いて建築設計を手がけたそうだ。また、メンソレータムの輸入販売事業を行った人でもあるとのこと。

 

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壁に貼られた展示資料に、ヴォーリズの設計した建築物が紹介されていたが、前夜食事をした京都の東華菜館があってびっくり。以前から、風格のある建物だと思っていたが、設計した人に、この今津でめぐり会えるとは。

 

   東華菜館の写真を昼間撮った記事
   京都旅行 4月6日(金)<17> 東華菜館
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/66035867
     
この資料館がある通りは、「今津ヴォーリズ通り」と言う。資料館を出て、通りの並びにある、日本基督教団今津教会と旧今津郵便局をまわって歩く。いずれもヴォーリズ建築なのだそうだ。

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今津教会。

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旧今津郵便局。

中に入ると昔の郵便局の様子がそのまま残っており、興味深かった。

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レトロな通りを歩き、レトロな建物を見るのは、とてもしみじみした気持ちになる。

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今津ヴォーリズ通りから湖西線の線路をくぐり、左に折れて駅の方へ戻る。

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今津での昼食には鰻を食べることにしていた。めざすは西友本店。

「せいゆう」ではなく、「にしとも」。今津の名店である。

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どんな店内だろうと思って入ったが、空間は広々としていてテーブル間隔もある。よかった。

 

鮎の佃煮。

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鯉の洗い。

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うな重

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   近江今津西友Webサイト

      http://www.nishitomo.co.jp/


近江今津駅に戻る。

癒される時間だった。いつかまたこの街を歩くことがあるだろうか。

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近江今津駅。出た時とは反対の西側から入る。

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12:26の湖西線に乗って京都に戻った。

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帰りは左側に琵琶湖。相変わらずまっ白。

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翌日は午後に帰京だが、午前中、どこか紅葉スポットに行くことにしていた。

ホテルに戻って、コンシェルジュに紅葉を見るとすればどこがいいか尋ねる。紅葉にはまだ早い時期なのだそうだが、神護寺金戒光明寺を教えてくれた。