11月8日(日)、帰京の日となった。
窓の外は白い霧。
午前中は紅葉を見に行くことにした。
宿泊先をチェックアウトして、京都駅のコインロッカーに荷物を預ける。
最初の目的地は金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)。
前日にホテルのコンシェルジュに教えてもらった場所だ。京都も東京と同じくらいの気温で推移しているので、紅葉シーズンにはまだ早いが、ここなら、と挙げてもらった内の1つである。
タクシーの車窓から、東華菜館が見えた。写真右手が四条大橋。
金戒光明寺、御影堂(大殿)。
桜が咲いている!
充分に満足できる紅葉が見られた。コンシェルジュの方、ありがとう。
外に出る。
歩いて行くと聖護院八ツ橋の総本店があったので、ちょっとのぞいた後、日蓮宗総本山妙顯寺(みょうけんじ)に向かった。
コンシェルジュから名前が挙がったわけではないこの寺を訪れたのには理由がある。
10月26日(月)に、木更津の菩提寺の先代住職が亡くなった。11月5日(木)、檀家として本通夜に参列した。この旅行の出発前日のことである。
菩提寺先代住職の訃報
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2020/11/01/190054
午後半休で木更津へ
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2020/11/05/231307
その折、導師を務めたのが妙顯寺貫首の及川日周氏だった。菩提寺が妙顯寺とつながりがあることは以前から聞いていたが、折からの京都旅行なので、行ってみることにしたのだった。
立派なお寺だった。
大本堂。
葬儀の時にもらった冊子を持ってきた。
拝観受付から奥に入る。受付の方に、木更津の菩提寺の話をした。
本堂には「金丸」という巨大なおりんが置いてあり、自由に鳴らしていいとのことだったので、打ってみた(本堂内は撮影禁止)。
外へ出る。
堀川通りに向けて歩く途中、俵屋吉富の店に通りかかった。喫茶コーナーもあるので、入って休憩。
滋賀で1日、京都で半日の行程を終えて、京都駅に戻った。
どこかで昼食をとるつもりだったが、どの店も混んでいるので回避。
予定の新幹線を早いものに変更して、弁当を買って乗車した。