今週から6週連続で予定していた出張を中止した。
A社(西新宿)の監査役監査の出張である。
本来の予定では、同僚の監査役と2人で、
1月14日(木)~15日(金) 岐阜
21日(木)~22日(金) 岐阜
28日(木)~29日(金) 多治見、名古屋、岐阜、四日市
2月4日(木)~5日(金) 各務原、新潟
15日(月) 岐阜
19日(金) 岐阜
とまわることにしていた。
今回の緊急事態宣言を受けて、会社としては出張を規制する指示が出ていないこともあり、行く方向で宿泊や新幹線、航空券も予約していた。
しかし、昨12日(火)、監査役間の話として、やはり見合わせた方がいいのではないか、と再検討。愛知県、岐阜県が緊急事態宣言の対象に加わる話も出始めている折でもあった。
今回の緊急事態宣言が、「不要不急の外出・移動の自粛」を要請していること、その目的が「人と人との接触機会を減らす」ところにあることを考えると、行く側、そしておそらく来られる側の多くが宣言対象地域にある中、互いの接触機会を回避できるに越したことはない。
実際の監査では、現地の部署、営業所、作業所を訪問して、被監査部署が作成した監査資料に沿って面談、ヒヤリングを行う。資料は事前にデータの送付を受けるので、面談自体はテレビ会議でも可能である。
この時期に監査を行うことは、年間スケジュールから言えば「不急」ではない。しかし、テレビ会議で行うことで、「不要」な移動はしなくて済む。
やはり見合わせが妥当と一決、一連の予約はすべてキャンセルした。
被監査側の統括部署に、対面でなくテレビ会議に変更する旨を連絡。また、被監査部署間の移動がなくなったことから、一部スケジュールの組み直しを検討してもらった。
結果、監査実施日そのものに変更はなく実施できることになった(個々の日のタイムスケジュールは一部変更)。また、2月15日だけは、書類の実査を行う必要があるため、例外として日帰りで岐阜まで行ってくることとした。
ということで、泊まりがけで家を空けることはなくなり、監査日は西新宿への出社となる。
宣言期間中は、監査や会議等に支障がない範囲で、通常よりは遅い出社、早い退社とする。通勤ラッシュを避け、リスク低減を図るためである。さすがにこれだけ東京都と千葉県の感染者数が急増してくると、通勤事態に怖さがある。
今日13日(水)は初めてそれをやってみた。通常より1時間半遅い、9時半過ぎの出社とした。やはりこれまでよりも電車は空いている。A社業務においては、この時期在宅勤務に不適なのがあいにくだが、せめて時間差で対応していきたい。
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