11日(火)までとされていた3回目の緊急事態宣言、延長が昨7日(金)、決まった。
現在宣言が出ている東京都、大阪府、京都府、兵庫県に、12日(水)以降、愛知県、福岡県を追加して、31日(月)まで。
同じく11日までとされていたまん延防止等重点措置についても、対象県の内、宮城県のみ11日で解除する一方、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛媛県、沖縄県は継続、これに9日(日)から北海道、岐阜県、三重県を追加して、31日までの延長が決まった。
ややこしいね。緊急事態宣言が都道府県単位の適用になるのに対して、まん延防止等重点措置は同一都道府県内でも市町村単位の適用となる。私が住んでいる千葉市については、千葉県へのまん延防止等重点措置適用開始時点では対象外だったが、その後対象になった。
住んでいるのはまん延防止等重点措置の千葉市だが、勤務先は緊急事態宣言下の東京都、ということだ。
以前は緊急事態宣言一本だったが、ここにきてまん延防止等重点措置という別のフェーズが設定された。緊急事態宣言であるか否かで、飲食店の休業要請等、諸々の取り扱いが異なることもまた、理解が面倒な要素でもある。
一連のコロナ対応の政策については、オリパラの件も含めて色々と思うところがあるが、それについてはここではふれない。
自分の生活面に、この延長がどう影響するのか、そのことだけ考えてみた。
まず、会社の仕事。
A社(西新宿)、B社(三軒茶屋)とも東京都にある。両社とも、緊急事態宣言期間中は、在宅勤務を奨励している。
今回の緊急事態宣言は4月25日(日)にスタートしているが、26日(月)、27日(火)、28日(水)は、いずれも出席しなければならない会議があり、出社。29日(木)から11連休に入って現在に至る。
連休明け、10日(月)以降月末までどうするか。
会議がある日を除いては、原則在宅勤務にしようと思う。
思えば、昨年の今の時期も在宅勤務だった。業務内容としてはそれで乗り切れる時期でもある。
次に、演奏会。
演奏する方については、当面予定がない。所属の浦安シティオーケストラは、30日(日)に定期演奏会を予定しているが、私は降り番である。演奏会自体については、千葉県がまん延防止等重点措置レベルのまま変更がないことから、おそらく中止はないだろうと思う。通常より短い練習期間での準備だが、何とか本番までこぎつけてほしいと思う。
聴きに行く方については、この延長期間に3つ予定がある。
16日(日) 14:00開演 東京シティ・フィル 東京文化会館大ホール
18日(火) 14:00開演 東京都響 東京芸術劇場コンサートホール
22日(土) 17:00開演 JUJU 福岡サンパレス
以前から緊急事態宣言が11日に解除されることはなさそうだと思っていたので、東京シティ・フィルと都響は中止か延期になることをある程度覚悟していた。
これに加えて、今回の延長に際して福岡県が緊急事態宣言の対象に追加されることになったので、JUJUも危うい感じが出てきてしまった。
ただ今回の延長では、イベントの制限が緩和されるとのことだ。報道によると、収容人数の50%を上限に最大5,000人、21時までの開催が条件とのこと。
となると、必ずしも中止・延期とはならないかもしれない。
東京シティ・フィルの東京文化会館大ホールは、2,303席。1,151人までは入場できる。
都響の東京芸術劇場コンサートホールは、1,999席。999人までは入場できる。
JUJUの福岡サンパレスは、2,316席。1,158人までは入場できる。
東京の2つはマチネー、JUJUも17時開演だから、21時までの終演はどれも大丈夫だろう。
現時点で3つの演奏会の関連サイトを見てみると、どれも公演中止・延期の情報は見当たらない。東京シティ・フィルと都響はチケット販売中である。JUJUはチケット完売。
私が入手しているチケットが、各会場の収容人数の50%以下であれば良いが、完売のJUJUはもちろん、他もその期待は持てないように思う。
現在、各主催者にて対応が検討されていると思うので、開催の期待も中止・延期の予断も持たず、情報を待つしかない。