昨23日(月)のお昼は、少し前にオープンした、「北海道料理なかむら」に初めて行ってみた。
A社(西新宿)の近く、熊野神社前交差点から方南通りを西に向かってすぐのところにある。
この場所には、以前「フクラ家食堂」という店があった。
西新宿ランチ処~フクラ家食堂
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/66280446
2年前、A社に勤務するようになってすぐ、一度入ったことがあり、いい店だと思ったものの、いつも混んでいるため、その後は入る機会を逸していた。
年が明けて、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてから、フクラ家食堂は休業してしまった。いずれ再開するものと思っていたのだが、結局、営業をやめて撤退。看板も取り外されて空き店舗となり、シャッターが閉まった状態のままになった。
こんなことならもっと食べに行っておくんだったと思ったが、後の祭り。
以後、たぶん1年くらいが過ぎた、2ヶ月くらい前だったか、シャッターが開いて、何か内装工事のようなことをやっているのを見かけた。
新しい店ができるのか、と期待していたのだが、ついた看板が「ダーツバー デリカシー」。
このコロナ禍にダーツバー、夜の店か、それでは縁がないな、と思っていた。
ところが、ある日通りかかったら、昼食時にシャッターが開いていて、ザンギ定食、ジンギスカン定食などと書かれたランチ看板が出ている。
北海道料理なかむら。
よくよく見ると、入口右上方には、白い「北海道料理なかむら」と、黒い「ダーツバーデリカシー」の表示が並んでいる。
つまり、昼と夜で違う店になるようなのだ。
これは一度食べに行かねば、と思い、昨日初めて行ってみた。
入口は開放されていて、中の様子がよく見える。コロナ禍の現在、何を食べるかの前に、空間が密でないかをチェックしなければならないが、中は充分な空間があり、お客さんもいない。これなら大丈夫、と入った。
メニューは、店員が持ってきたタブレットに表示されていて、それをのぞきこむ。こういうのは初めてだ。すき家などタッチパネル方式の注文は慣れているが。
1回目なので、当初から気になっていたジンギスカン定食にした。
東京で見ることの少ないジンギスカンを、出勤してのお昼に食べるとはなかなか珍しい。
カセットコンロに乗った鉄板が出てきて、トングを使いながら自分で焼いて食べる。
おいしかった。肉は結構薄切りなので、追加を頼んでもいいかもしれない。
この日はカウンターに座ったのだが、カウンターの椅子は座るとだいぶ沈み、カウンターの面が胸のあたりに来る。
上の写真のごはんや味噌汁の角度でその感じがわかるだろうか。座って普通に撮るとこうなる。普通、どんな飯屋でも、食べるものを見下ろす形になるじゃないですか。そうじゃないんですよ。
鉄板はコンロの分少し高いからまだいいが、ごはんや味噌汁、たれの小鉢は水平に腕を伸ばして持つような形になるので、少なからず食べづらい。
次回ここに来た時はテーブル席に座ってみようかと思うが、そっちの椅子も同じく沈んだら似た結果になるかもしれない。