naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オーケストラ・モデルネ・東京練習日誌~2回目の参加にして本番2週間前

11日(土)は、オーケストラ・モデルネ・東京の練習に参加した。団としては3回目の練習だが、前回の4日(土)の練習は、浦安オケのGPと重なって欠席してしまったので、これが2回目の参加。本番は26日(日)なので、早くもあと2週間しかない。

 

今回の練習会場は相模原。JR橋本駅前の「杜のホールはしもと」の多目的室である。

 

午前、午後の2コマ練習で、9:00集合。

相模原は遠い。私の場合、新宿から京王線に乗って行くのだから、A社(西新宿)に通勤するより遠いわけで、平日の朝よりも早く家を出た。

しかも京王線は運行トラブルがあったようで、若葉台という駅で車両交換のため反対側のホームに停まっていた電車に乗り換えた。9分遅れで橋本に到着。

9:00を少々まわったが、幸いヴィオラの中では最先着だった。

 

前日の夜、トップのSさんから最新の楽譜がLINEで展開された。取り急ぎプリントだけして持ってきたので、マーキングされている変更箇所を中心にチェック。

 

演奏会のフライヤーが配られた。データでは既に展開されていたが、紙の形でも配布された。

改めて画像を載せる。

 

この絵は、オケメンバーの方が描かれたものだそうだ。チャイコフスキーが自殺を図ったサンクトペテルブルクの教会とのこと。

 

午前は、チャイコフスキー「悲愴」の合奏。

 

1楽章に時間をかけ、楽章の途中で休憩が入った。

1楽章を弾いていて、やはりこの「悲愴」というのはよくできた曲だなと改めて感じる。以前から、チャイコフスキーという人は数学が得意だったのではないか、と想像しているが、きわめて論理的、緻密な作りだ。

 

2楽章。

「このオケはほんとにいいオケ。この楽章をこれだけできるオケはなかなかない」と篠﨑先生。

 

3楽章、4楽章と進んで、予定の正午を少しまわって終了。

 

管楽器は昼食休憩に入り、弦は引き続き13:00まで分奏。

ヴィオラはここまで4人(午後は1人増えた)。

 

分奏はヒンデミット「画家マティス」の3楽章。練習番号13~16の部分を練習した。

 

入れ替わりに管の分奏が始まり、弦は昼食休憩。

会場の中にもレストランフロアはあるが、どこも混んでいたので外に出て店をさがした。

 

13:50、合奏再開。ヒンデミットである。


拍子がしばしば変わり、臨時記号の嵐、という曲だが、それに加えてこの楽譜、手書きであるところがまたつらい。

 

3楽章から練習した。

 

篠﨑先生から、ヒンデミットはpやmpなどの書き分けが厳密なので、それを正確に演奏するようにとの指示があった。また、ヒンデミットの音楽の特徴(弦と金管を戦わせたりすることや、根底にはバロック音楽があることなど)のお話もあった。

 

この難物を弾くのは初回練習に続いて2回目だが、まあちょっと慣れてはきたか、という感じはある。端から端までどうしようもないわけではない。

ただ、来週は土日とも練習、次の土日もGPと本番なので、さらうとしたら基本的に平日しかないスケジュールの中では、捨てるところは捨てて、むしろ弾けそうなところで押さえるべきポイントを磨く方が良いか、と思ったりする。

 

全曲の中での一番の難所はおそらくここだ。3楽章の終わりの方。

 

3楽章の途中で休憩が入り、続きを練習してから1楽章。

再度休憩の後、2楽章をやって終了。

 

全部の曲、全部の楽章が弾けてよかった。

来週、18日(土)は午前午後、19日(日)は夜に練習がある。

 

※練習往復に聴いた音楽

    フォーレ ピアノ四重奏曲第1番、第2番

       サージュ、樫本大進、ベルトー、サルク

    フォーレ ピアノ五重奏曲第1番

       サージュ、エベーヌ四重奏団

    フォーレ ヴァイオリン・ソナタ第2番、子守歌、
         初見試奏曲、ロマンス、アンダンテ

       樫本大進、サージュ

    フォーレ ロマンス、チェロ・ソナタ第1番

       サルク、サージュ

    フォーレ ピアノ五重奏曲第2番

       サージュ、エベーヌ四重奏団

    フォーレ エレジー、チェロ・ソナタ第2番、セレナーデ、蝶々、

         子守歌

       サルク、サージュ

    桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎

       時代遅れのRock'n'Roll Band
    桑田佳祐 SMILE~晴れ渡る空のように~、金目鯛の煮つけ