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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オーケストラ・モデルネ・東京練習日誌~本番前日練習

今日25日(土)は、午前午後とオーケストラ・モデルネ・東京の本番前日練習。

 

練習場所は、北区立十条台区民センター別館のふれあい館第1ホール。

初めて行く場所である。

このオケは、練習場所がそのたびに違うことが多く、板橋へ行ったり相模原へ行ったり川崎へ行ったりしてきたが、今回は十条。

 

東京駅から京浜東北線に乗って東十条駅まで移動。

乗ってすぐ、ドキっとした。

あわてて周囲を見ると、休日は違うようで男性も乗っていて安堵。

 

京浜東北線は、前の会社に入社した新入社員時代から5年間、浦和市(当時)の独身寮に住んでいたので、通勤で乗っていた。

東十条駅も毎日通過していたが、下車するのはもしかすると初めてかもしれない。

 

ネットの地図と、団内に流れた十条台区民センターのパンフレットに載っている地図を交互に見ながらこっちかなと歩いて行く。

幸い道を間違うことはなく、集合の9時より前に到着することができた。

 

 

セッティング後、合奏開始の9:30の前に、指揮の篠﨑靖男先生の指示で、チェロだけの分奏が行われた。

ヒンデミットの3楽章の一部を繰り返し練習されていた。この間、他のメンバーは音を出さず。

昨年の演奏会の時、ヴィオラだけ、マーラーの10番のアダージョの特訓を受けたのを思い出す。

 

今日のヴィオラの参加は8人。本番は9人だが、Kさんが欠席だった。

本番でプルトを組むUさんという男性と初めて顔を合わせる。楽譜は私のものを使わせてもらうことにした。これまでの書き込みが使えるのでありがたい。

 

冒頭、篠﨑先生から、この前日練習の会場の確保に幹部が大変苦労したとの話があった。このオケは、短期集中で近現代の音楽をとりあげるコンセプトだが、前日練習の会場がなかなか決まらず、もし前日練習ができない場合は曲目を変更することも考えたとのことだった。

 

午前中は、ヒンデミットの「画家マティス」。

1楽章、2楽章と練習し、休憩の後、3楽章を練習した。

篠﨑先生としては、まだまだ要求があるようだが、一方でこの曲をここまでできるようになったことをほめておられた。

 

N団長から、明日の本番についての説明があり、12:15頃昼食休憩となった。

 

この施設は、ホール内はもちろん施設の中での飲食は不可とのこと。食べるものは東十条駅近くのコンビニで買ってきてあったが、さてどこで食べるか。

真夏を思わせる暑さの中、駐輪場があるあたりに行って食べた。

 

13:00、練習再開。

午後はチャイコフスキーの「悲愴」。

まず、全曲を通した。

休憩。

 

プルトで1台の譜面台を使う形での練習は、これが初めてとなる。

先週は隣が空席の状態で譜面台をそのように置いて弾いてみたら、久しぶりなので楽譜がずいぶん遠く感じられた。

午前、午後と本来の形で弾いてみて、見え方に慣れた感じがする。もっとも長年この形で弾いてきたわけで、1人1台方式は、コロナ禍以後だが。

 

休憩後は、2楽章の返し練習。3楽章は飛ばして4楽章。もう一度返します、と始まったが、前半は結構止めての練習になった。

最後にアンコール曲の練習。前回初めてこの曲を練習した時は一度通しただけだったので、やっと本格的な練習ができた。

 

16:15頃終了。

 

会場を後にした。

 

東十条駅前から上野方面を望む。

 

東十条駅南口。

 

さて、いよいよ明日は本番。短期集中の方針のオケ、初練習は5月22日(日)だった。1ヶ月での本番である。

個人的にはちょっときつかった。

でも、最初はどうなることかと思ったヒンデミットも多少だが手応えは感じるようになった。

 

※こちらはオケのFacebookに載った写真。転載させていただく。

 

※練習往復に聴いた音楽

    バルトーク 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽

       カラヤンベルリン・フィル(1960年録音)

    ヒンデミット 画家マティス

       カラヤンベルリン・フィル

    ヒンデミット 白鳥を焼く男

       今井信子=タカーチ・ナジ=ジュネーヴ音楽院管

    チャイコフスキー 悲愴

       クルレンツィス=ムジカエテルナ

       マルティノン=ウィーン・フィル

    ボロディン 交響曲第2番

       マルティノン=ロンドン響