naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番3週間前本番指揮者合奏

日 時 : 2023年11月5日(日) 13:30~16:30
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : 本番指揮者N先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ニールセン(3・1楽章)、ベートーヴェン(2・4楽章)
弦人数 : 8・7・7・7・5→7・8・7・7・5

 

いよいよ定期演奏会本番の月になった。26日(日)が本番なので、あと3週間。

本番指揮者の合奏、5日は前週に練習しなかった楽章を練習した。

次回以降の合奏では毎回全部の曲をやるとのことで、楽章を絞ってじっくり練習するのはこれで最後となる。

 

武道場に入ったら、「naokichiさん!」と声をかけられた。

誰かと思ったら、元団員(フルート)のUさん。退団後神戸で生活されていて、時々Facebookでお見かけしていたものの、久しくご無沙汰だった。

聞くと4年前にこちらに戻られ、お子さんが浦安ユースオーケストラで活動しているとのこと。

ユースオケは同じ武道場で午前中に練習が行われているが、この日は我々のオケのフルートの代奏として残られていたのだった。

ユースオケは来年3月に定期演奏会を予定していて、私もエキストラ参加する。来週の練習から参加するので、またUさん、またお子さんにお目にかかる機会があるはずだ。

 

さて合奏はまずニールセンの1番から。

3楽章を念入りに練習した。

前回の練習でもN先生に言われたが、知られていない曲なので、演奏する側が設計図を持ち、曲の構造の中での役割を理解する必要があるとのこと。

お客さまの多くは曲を知らないだろうから、曲をわかっていただけるように演奏しなければならないが、今はオケ自体がその段階にない、との指摘だった。

その趣旨で、曲の構造等については毎回先生から説明されているが、欠席して聞いていない人もいるだろうからと、繰り返してのお話をまたうかがった。

 

その後、1楽章も練習。こちらは3楽章よりはこなれた感じがある。

ただ、再現部に入るところは、必要な溜めができずに飛び込んでしまい、「お客さんにここが再現部だぞ、とわかるように」と注意された。

 

休憩後はベートーヴェンの7番。

こちらは、オケ側のなじみ具合がニールセンとは違うので、N先生の要求もレベルが上がる。

2楽章を念入りに練習した。

これも毎回言われるが、どの音符もそれより細かいカウントをしながら演奏するように注意が繰り返された。

また、1小節1小節の音楽にせず、長いフレーズで音楽を作ることも繰り返し指摘された。

細かいカウントをすることと、フレーズを長く意識することは両立します、と言われた。細かいカウントは固いカウントという意味ではないので、柔らかいカウントで細かくとっていけば長いフレーズができるとのこと。

4楽章は、N先生の快速(カルロス・クライバー並み)になかなかついていけない。もっと力を抜いてコンパクトに演奏すればいいのだろうが、それがまだできない。本番までに何とか会得したいのだが。

N先生からは、もう少し速くないテンポにすると、オケ全体の推進力がなくなってしまうので、このテンポでやりたい、とのお話があった。そうすると犠牲になるのがセカンド・ヴァイオリンとヴィオラだが、全部の音でなく出すべき音があるのでそれだけでもがんばってほしい、ここ(例えばコーダのfff)というところでは、音の出し方が変えられなくても、身体を前に傾けるなどアクションをお客さまに見せるだけでも違って聞こえる、とのことだった。

前プロ、ニールセンと弾いてきて、さらにこの曲を1楽章から3楽章まで弾いた後の4楽章にどれだけ余裕を持てるか。大きな課題だが、あと2回の練習とGPで挑戦していきたい。

 

※練習往復に聴いた音楽

    小田和正 My Best 2015(プレイリスト)

       そのままの君が好き やさしい雨 time can wait
       彼方 風と君を待つだけ hello hello 空が高すぎる
    小田和正 early summer 2022
    小田和正 what’s your message ?
    松尾一彦 君を待つ渚
    中村雅俊 小さな祈り
    島倉千代子 あの頃にとどけ
    ハイ・ファイ・セット忘れないわ
    柴咲コウ ホントだよ
    さだまさし小田和正 たとえば
    VA Off Course Classics