5日(日)、タイガースが7-1でバファローズを下して4勝3敗で日本シリーズを制した。
今年、ジャイアンツはタイガースにこてんぱんにやられたので、どちらかといえばバファローズが勝てばと思っていたのだが、頓宮選手や杉本選手が怪我で本調子でなかったこともあり、これが精一杯だったかもしれない。宮城投手がもう少し粘れたらと思うが、彼も精一杯だったか。
4勝3敗でタイガース。スポニチ評論家の予想、11人中5人が当たった。
3勝3敗で最終戦
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2023/11/05/070529
タイガースの日本シリーズ制覇は、意外だがこれが2回目(リーグ優勝は10回目)。
前回の日本一は1985年だったので、昨日のテレビではしきりと「38年ぶりの日本一」と言われていた。
1985年は、1964年以来21年ぶりの悲願の優勝だったが、その後、2003年、2005年の優勝時は日本シリーズ敗退、また2014年は公式戦2位ながらクライマックスシリーズを勝ち抜いて日本シリーズに進出したものの敗退。
優勝自体は18年ぶり、日本シリーズは9年ぶりだったが、やはり38年ぶりの日本一にニュースバリューがあったということだ。
さて、タイガースを寿ぐ気持ちはまったくないが、その1985年については個人的な思い出があり、1985年以来、と言われるとそちらに頭が向く。
1985年と言うと、世間で起きたことの印象は人により色々だろうが、私の場合は、
両国国技館オープン
PL学園夏の甲子園で優勝(KKコンビ最後の甲子園)
あたりになる。
しかし、何よりプライベートではこの年に結婚し、今のマンションに住み始めたことが最大の出来事だった。
(ついでながらCDプレーヤーを買ってコンパクトディスクを買い始めたのもこの年)
それとタイガースが切り離せない記憶となっているのは、タイガースの優勝決定が新婚旅行中だったことによる。
(1985年)10月13日(日)、竹橋の如水会館で結婚式と披露宴を終えて、我々は新婚旅行に出かけた。海外ではなく、京都、神戸、倉敷とまわる旅程だった。
タイガースがリーグ優勝を決めたのは10月16日(水)。スワローズ相手に5-5で引き分けて優勝が決まったのだが、これは京都の宿泊先のテレビで観たと記憶する。
その後、神戸に移動して、六甲オリエンタルホテルに泊まった。ホテル内での夕食時に、おとといはここも大騒ぎだったんですよ、と聞き、「六甲おろし」が繰り返し歌われた様子を想像した。
日本シリーズ優勝は11月2日(土)。この時は、もう記憶もおぼろげだが、当時勤務していた千葉の支店の総務課長を筆頭に総務担当者一同で、健康保険組合の提携保養所にいたと思う。総務担当者打合せを兼ねた慰安旅行のようなものだった。
ライオンズを4勝2敗で下して日本一が決まった試合を、保養所のテレビで観たような気がする。
タイガース38年ぶりの優勝。
そして我々も結婚38年ということだ。
タイガースの日本一を喜ぶ気持ちはないが、あれ以来か、という感慨は、新婚旅行の記憶とからめてはずせないものがある。
再来年はルビー婚式。ルビーは私の誕生石である。
※過去の関連記事
1985年
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/61686257