naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番1週間前、ベートーヴェンはこれまでで一番?

新浦安駅前、入船の交差点。まさに雲一つない、良いお天気。

 

日 時 : 2023年11月19日(日) 13:30~16:30
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : 本番指揮者N先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ウェーバー、ニールセン(1~4楽章)、ベートーヴェン(1~4楽章)
弦人数 : 8・8・9・8・4 → 10・7・9・8・4

 

いよいよ本番1週間前。

先週同様、全部の曲を練習した。

 

練習開始直前、チューニングをしていたらD線が切れた。最近、D線の音程がすぐ下がってしまうような気がしていたところだった。

席を外して張り替える内、合奏がスタート。

ウェーバーの「オイリアンテ」序曲、出遅れた。

 

N先生からは、弾く音符より細かいカウントをするように注意が飛んだ。これは毎週言われている。細かいカウントをしないと怖いはずで、それをやれば楽なはずだ、と。

もう弾けてきているので、すべての音をちゃんと弾こうとするよりは、みんなで同じ方向に進むことを考え、楽しむことが大切だとのお話もあった。

 

続いてニールセンの1番。

 

「1楽章から4楽章まで通してみます」とN先生。

先週はベートーヴェンを初めて通したが、ニールセンも一度通してみた方が良い、とのことで1楽章からスタート。

初めてこのシンフォニーを最初から最後まで弾いた。

N先生から指摘されたのは、「毎回楽章ごとに細かい練習をすると、その時は良くなるのに、1週間経つと元に戻ってしまっている。何とかなりませんかねえ」。

都度、できる限りの書き込みはしてきているつもりだが、まだ不足がありそうだ。

4楽章、3楽章、と返し練習。

頭の中でカウントすることについては、ウェーバーでも指摘があったが、「皆さんは、楽譜が書いてあるところで、入ってからテンポをとろうとしている。それでは遅い。その前からカウントを始めること」「信号機に来てから上を向いて見るようなもので、そこでブレーキをかけることはできない。信号機に向かっている時からカウントすること」。これも毎回言われていることだ。

せっかくの本番指揮者練習で、そのたび言われていることが身についていないのは、申し訳ない気がする。

1楽章は返さずに口頭の指摘のみ。最後に2楽章の返し練習。

 

休憩の後、ベートーヴェンの7番。

楽章順に通し中心で、ニールセンに時間をかけた分、こちらはポイントポイントの指摘だった。

N先生としては、オケがニールセンより曲をわかっているので、高いものを目指したい様子。

「苦行のような顔でなく、楽しそうに演奏して下さい」。うーん、先生のテンポだとそこがなかなか難しいのだ。

速いテンポの指揮なので、大きい音を出そうと無理をせず、できるだけコンパクトに弾くことを先週から心がけているが、今回の練習は、これまでで一番ましに弾けた。個々の音符をきちんと弾けたかどうかはさておいて、スタミナ、エネルギー配分はまあまあうまくいき、消耗して手が動かないということはなかった。

本番もこんな感じで弾けるといいのだが。

 

残るは25日(土)、本番前日練習(GP)だけとなった。

 

新浦安駅への帰り道、茜雲が美しかった。

 

※練習往復に聴いた音楽

    チャイコフスキー 悲愴

       バーンスタインニューヨーク・フィル(1986年録音)

    ヒンデミット 画家マティス

       カラヤンベルリン・フィル

    ドヴォルザーク チェロ協奏曲

       フッフロ=ノイマンチェコ・フィル

    メンデルスゾーン スコットランド

       マーク=ロンドン響