3日(土)は、うらやすシンフォニエッタの合奏練習。
11月から月2回の練習を重ねてきたが、3月2日(土)の発表演奏会に向けて、前日練習を別にすると、後は今月の2回の練習だけ。残り少なくなってきた。
いつものように18:15スタート、今回は発表演奏会の会場でもあるコンサートホールでの練習だった。
ヴィオラは9人全員が揃った。
1月は、発表演奏会後半に演奏するドヴォルザークの弦楽セレナーデに絞って練習してきた。
今回は、全部の曲を練習するとのことで、曲順に練習が進められた。
まず、前半に演奏する3曲を全部通した。
モーツァルトのディヴェルティメントK137、メンデルスゾーンの弦楽のためのシンフォニア第10番、アレンスキーの「チャイコフスキーの主題による変奏曲」。
ヴィオラは本番のシフトが既に決まっている。私は前半3プルトの表に座る。メンデルスゾーンは第1ヴイオラと第2ヴィオラに分かれており、前6人が第1、後ろ4人(指導のクァルテット・エクセルシオ吉田有紀子先生含め)が第2である。
曲ごとの返しはないまま、3曲を通した。
初回練習で全曲やったのを別にすると、モーツァルトは11月に合わせたきり、メンデルスゾーンとアレンスキーも今年初めてだ。
前日当日と、4曲ともさらったのだが、音符の見誤りが多くていけない。
どうも調子が出ないと感じたが、これら3曲を合奏で弾くのが久しぶりだからかもしれない。
3曲通したところで休憩。
その後、モーツァルトに戻って返し練習となった。
エクセルシオの先生方から、色々指示が飛ぶ。
「メロディを聴けているか」「内声が大事なことをやっている時にそれが聴けているか」。
確かに、久しぶりに合奏で弾くこともあって、まわりが聴けていない。気をつけねば。
メンデルスゾーンでは、吉田先生から、第1ヴィオラの6人はもっとチームワークを! と檄が飛んだ。心がけねば。
それと、最後のピウ・プレストの速いこと。前もこんなに速かったっけ。2分音符=130くらいだろうか。メトロノームを使って練習しなければ。
時間が限られているので、どの曲も、口頭のみの注意事項も多く、どんどん進められた。
再度休憩の後、アレンスキー。
メンデルスゾーン、アレンスキーとも、テンポの変化がある曲なので、指揮者なしのアンサンブルにはそこが難しい。これは個人練習では埋められない。合奏でおぼえるしかない。
返し練習では少し調子を取り戻すことができた。
アレンスキーは後半急ぎ足となったが、それでも予定の3時間を超過した。
次回合奏も、アレンスキーの続きをやるようだ。
前日練習は全曲の仕上げとなるだろうから、実質的に掘り下げる練習は次回17日(土)の1回だけとなる。
個人としても合奏体としてもどこまでレベルアップできるか。がんばりたい。
※練習往復に聴いた音楽
東京クヮルテット(グラモフォン盤)
ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲第7番、第8番、第9番、第10番
エマーソン弦楽四重奏団
ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番
服部百音=ブリバエフ=ベルリン・ドイツ響