18日(土)、東京芸術劇場で井上道義さんのマーラー2番を堪能した後、池袋から新浦安へ移動。
18:15から、うらやすシンフォニエッタの今季初練習があるのだ。
新木場駅のホームから眺める夕空がきれいだった。
今季の練習は、この日を皮切りに、2月まで月2回のペースで行われる。昨年と比べると、パート別の分奏が多く設定されている。
練習場所はすべてJ:COM浦安音楽ホール。
この日の練習は合奏。次回、25日(土)は分奏が予定されている。
スタジオAに入る。
昨年も一緒だった人と久しぶりの再会。今回初参加の人も多い。
浦安のオケ仲間は全部で8人。
ヴィオラは昨年は8人だったが今季は1人増えて9人。連続参加は4人で、初参加が5人のようだ。初回練習への参加は、1人欠席者がいたので8人だった。
3月の本番まで指導して下さるクァルテット・エクセルシオの先生方もおいでになって、練習開始。
初回ということで、J:COM浦安音楽ホールの館長の挨拶があり、その後、参加者の自己紹介が行われた。
初練習では、とりあえず演奏予定の曲全部を通すと予告されていた。
アレンスキー チャイコフスキーの主題による変奏曲
暫定として示された表裏の割り当てによると、私はアレンスキーまでの前半3曲が表、後半のドヴォルザークが裏。メンデルスゾーンのヴィオラはファーストとセカンドに分かれているが、私はファースト。
この内、弾いたことがあるのはモーツァルトだけ。それも、演奏会の正規曲目として演奏したことはなく、仲間内の遊びとかそういう経験だけだ。
メンデルスゾーンとアレンスキーは、弾いたことがないどころか、聴いたこともない未知の曲である。
ドヴォルザークは学生時代から長く聴いてきて一応は知っているが、弾くのは初めてだ。
(大友肇先生のお話によると、昨年参加者からの希望曲も勘案した上で、今後この活動が続くことを想定して、例えば「ホルベルク組曲」などのような有名曲は一定程度取っておく考えから、今回はメンデルスゾーンとアレンスキーをとりあげたとのこと)
初回の通し演奏、何とかついていかねば、と自分なりにさらって臨んだ。
昨年同様、吉田有紀子先生がトップサイドに座られ、参加メンバーは曲ごとに席替えをする形で進んだ。
スタジオに入って、とりあえず3プルトの表に座っていたのだが、モーツァルトはその席。
次のメンデルスゾーンは、ファースト(5人)が前、セカンド(4人)が後ろに座るとのこと。2プルトの表に移動した。
さらにアレンスキーでは、吉田先生の隣、1プルトの表に座ることになった。
通し演奏は、メンデルスゾーンやアレンスキーでは、テンポが変わるところで確認があったのを除けば、4曲すべて崩壊することなく通った。
腕に覚えのあり経験も豊富な人が事前準備もしっかりして集まった、という感じを受けた。
私個人については、未知の曲、知っていても弾いたことがない曲を含む通し演奏、ついていけるか、と思っていたが、何とかがんばれたか?
メンデルスゾーンは、事前に聴いた音源がものすごく速いテンポで、こういう曲なのかと驚いていたのだが、初回のところは大変穏健なテンポで助かった。もっとも、今後練習が進む中でもっと速く、となるかもしれない。
アレンスキーは、吉田先生の隣だったので助かった。なかなかいい曲だと思った。
ドヴォルザークは、一番大変だった。相当さらわないとクリアできない箇所がたくさんある。しっかりやらねば。
通しが終わったところで、まだ時間が残っていたので、モーツァルトの返し練習。先生方から早くも多くの指示が出された。
次回練習は25日(土)の夜。ヴィオラだけの分奏である。当日午後は、浦安オケの本番前日練習(GP)があり、それが終わった後、シンフォニエッタの分奏に向かうことになる。翌26日(日)がオケ定期演奏会本番、さらに27日(月)は、ちばマスターズオーケストラの本番とハードスケジュールだが、何とかがんばりたい。
※練習往復に聴いた音楽
ニールセン 交響曲第1番
ギルバート=ニューヨーク・フィル
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
コパチンスカヤ=クルレンツィス=ムジカエテルナ
ストラヴィンスキー 結婚
クルレンツィス=ムジカエテルナ