日 時 : 2024年2月5日(日) 13:30~16:30
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : 本番指揮者K先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ヴァイオリン協奏曲(2・1楽章)、ローマの謝肉祭、悲愴(1・2楽章)
弦人数 : 11・6・5・7・3
4日(日)の浦安オケの練習は、前週に続いて本番指揮者K先生の2回目の合奏。
前週、初回の合奏は、全部の曲をひととおりやったが、今回からは楽章を絞っての練習となった。
最初は、チャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト。2楽章と1楽章を練習した。
K先生は、オケの現状に、まずは形を整えていく、といった感じで、色々な指示を出された。曲の構造やパートとパートのからみなどの説明、また、テンポの変え方などの約束ごとについて、基本的な理解を促すお話が多かった。
小休憩の後、ベルリオーズの「ローマの謝肉祭」。
こちらも大変念入りな練習だった。ここでは拍を分けて振る、などの伝達があった。
再度休憩の後、チャイコフスキーの「悲愴」。
1楽章と2楽章を練習した。
1楽章は、冒頭からヴィオラが前面に出るが、ここはみっちりやられた。序奏から主部に入ってしばらく、ヴィオラがほとんど主役なのは、初めて弾くわけではないのでもちろん知っているが、改めて、逃げ隠れできない丸見え状態の厳しさを思い知った。
序奏でずっと息を詰めて弾いてきて、主部に入って間もなく緊張感が続かなくなってしまったのだが、見過ごされずに止められた。以後何度も繰り返しダメ出し。
パート譜で言えば、他のパートも重なってくる2ページ目に入ったあたりまでは、気を抜いてはいけないと肝に銘じた。
今後個人練習をする場合、「悲愴」全曲にかける時間の半分はこの1ページちょっとに費やす必要があると感じる。
大変な箇所を過ぎると、少しほっとする。
K先生の練習は、特定のパートだけを取り出すことが比較的少ない。あくまでtuttiの返しを積み重ねるやり方のようだ。
指示は細かく、大変丁寧で、言われた側としては、その都度1つ1つ頭に入れながら改善に努めさせられる。
K先生が前に初めて下振りで来られた時、銀行員か学校の先生のようだと思ったのだが、その印象のままの几帳面な練習である。
1楽章に重点を置いて練習したので、2楽章は通しただけで時間切れとなった。
まだ5月の本番までは時間があるが、今月いっぱいの練習はすべてK先生だ。内1回は弦分奏。
まだ前半期である今の時期に、かなりギアを上げて仕込まれそうだ。
美浜中学校。正面奥に見えるのが武道場。あの2階で練習している。
※練習往復に聴いた音楽
ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番
服部百音=ブリバエフ=ベルリン・ドイツ響
ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番
ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第2番
チャイコフスキー ある偉大な芸術家の思い出のために