昨27日(火)は、東京オペラシティコンサートホールに東京フィルの演奏会を聴きに行った。19:00開演だった。
昨日は朝からずっと家にいて、うらやすシンフォニエッタの発表演奏会に向けてさらったりしていたので、16時過ぎに家を出て東京に向かった。
外に出ると、折からの強い北風で寒かった。
(終演後は、どこにも寄らずにまっすぐ帰ってきた)
改めて思ったのは、「演奏会に行く」という行為の、在職中との違いだ。
平日夜の演奏会の場合、今までは、オペラシティであれサントリーホールであれ、会社帰りにまわって聴いてきた。
開演に間に合うように出られるだろうか、と仕事の進捗に気をもんだりしたものだ。
今はそこが様変わり。
千葉から東京へ往復する形になったわけだ。
たいていは、せっかく東京に行くのだからと、書店に行くとか床屋に行くとか、別の用事も作っているが、昨日のように、純粋に演奏会に往復するためだけに、夕方から東京へ向かう、という形だと、リタイア生活に移った環境の変化を痛感する。
細かい話だが、演奏会への往復の電車賃も自前(笑)。これまでは会社から演奏会場への移動は別にして、東京から千葉に帰るのは通勤定期だったわけで。
そのようなことで、演奏会の選び方も変わってきている。
同じ演目が、夜と午後と両方ある場合(新国立劇場のオペラなど)は、午後公演を選ぶようになった。今は平日であっても行けるので、帰りが早い方がいいし、良い席が空いている可能性も高い。
会社帰りのついでに寄れていた頃とは違い、わざわざ千葉から出かけて行くようになった以上、そもそも行く演奏会自体、これまでよりは厳選していくことにもなるだろう。
昨日は、夕方そのためだけに上京し、帰りが遅くなっても、それに見合う演奏会だった。
今後はそのような形で、と思う。