9日(木)、居住しているマンションの変電設備更新に伴い、専有部分が停電した。
私のマンションは全部で6棟あり、昨年から順次この停電が実施されてきたが、いよいよ自分の棟の順番がまわってきたわけだ。
事前に届いた案内文書によると、9:00~18:00までの9時間、家の中の電気がすべて使えなくなる。
ここに住んで、今年の10月で39年になるが、これだけ大規模な停電を伴う電気関係の工事はちょっと記憶にない。
大変ではあるが、災害時の停電のようにいつ復旧するかわからないものではないのだから、事前に心づもりをして準備すれば良い。
案内文書の末尾に、「自宅にいないことも対策のひとつです」とある。確かにその通り。家にいて過ごすなら停電は不便だが、出かけてしまえば良いのだ。
(案内文書には、「住居内で電源の必要な生命維持管理装置などの医療機器を使用している方」は事前連絡を、と書かれている。停電による影響が深刻な事情を持つ人もいるだろうが、我が家についてはそれはない)
もともと妻は実家に用事があり、私も午後はちばマスターズオーケストラの練習がある。2人とも停電する前に家を出てしまうことにした。
事前準備としては冷蔵庫が一番問題だった。9日に向けて貯蔵を減らすようにして備えた。9時間ばかりの停電であれば、開け閉めを控えれば深刻な問題はないらしい。その意味でも出かけてしまってさわらないのが良い。
ということで、9日朝、抜けるコンセントを抜き、ブレーカーを落として家を出た。
ちばマスターズオーケストラの練習を終えて、妻より早く19時前に帰宅。
普段通りに各部屋の灯りがついているのを見て安心した。
日が長くなったとは言え、家の中に入ると暗い。
出る前に、玄関に置いておいた懐中電灯をつけて部屋に入る。ブレーカーを上げ、抜いておいたコンセントを差し込む。
あらかたの電化製品に問題はなかったが、唯一、ビデオ録画機だけ対処を要した。
停電したことで、日時の認識が飛んでしまっている。2024年5月9日の現在時刻に設定し直した。
録画予約も消えていた。録画を予定していた19:00が迫っていたので、急ぎ予約し直して録画スタート。
以後は元通りの生活。トラブルなく今日に至る。