naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

勝手に祝100本目!~ブログタイトルについて

10月22日に開設した弊ブログも、めでたく100本目の記事に到達致しました!

この機会に、ブログタイトルを「naokichiオムニバス」にした事情をご説明致します。

「naokichi」というのは、私の本名に由来するもので、他のブログやサイトの掲示板に書き込みをさせてもらう時は、漢字で「直吉」と書いています。

この「直吉」は本名そのものではありません。

もう10年くらい前になるでしょうか。
築地に治作(じさく)という料理屋があり、勤務先の宴席で行ったことがあるのですが、妻の両親が行ってみたいと申しましたので、電話をかけ、宴会料理のパンフレットなどを送ってくれるように頼みました。
その折、電話口で求められるままに、自宅の住所と名前を答えた訳ですが、後日郵送されてきた封書の表書きの名前が「直吉」と誤記されていて、妻と大笑いしたのでした。
結構このネーミングが気に入ってしまい、以後、前記のようにハンドルネーム的に使ったり、携帯メールやPCフリーメールのアドレスにも使っています。

今回ブログタイトルに使うにあたっては、漢字だとちょっと堅いような気もしたので、アドレス風のローマ字表記にしました。

後半の「オムニバス」についてですが・・・。
「naokichi○○」というタイトルにしようと考え、「naokichi日記」じゃありふれてるかな、などとあれこれ思いめぐらしておりました。
そこに、「オムニバス」という言葉が浮かんだのでした。

余り映画を見ない私ですが、それでも故伊丹十三監督の一連の映画は、大体見ました。
そう当たった作品ではなかったかもしれませんが、デビュー作の「お葬式」のヒットに続いて発表された「タンポポ」が、私はとても好きです。
この映画は、宮本信子が演じるタンポポが経営するラーメン屋を、山崎努演じるタンクローリーの運転手が立て直すメインストーリーがある一方で、テーマである「食」をめぐる、いくつものエピソードが配置されています。
そこが私は好きなのですが、こういう映画の作り方を「オムニバス形式」というのだそうです。
(余談になりますが、この映画の一番最後のエンドロールの背景が、母親の乳房から乳を吸っている赤ん坊の映像であるのもとても素敵だと思っています)

また、クラシック、ポップスと、色々レコードを買い集める中で、いわゆる「オムニバス盤」というのも結構好きです。

そんなことが意識の底にあって、思い浮かんだのでしょう。

日常のあれこれを、特にジャンルを限定せずに書いていくであろう、このブログに、「オムニバス」という言葉は合っているように思いました。

これがタイトルの由来です。

これからも、読んで下さる方から、もっと色々コメントを頂戴できるようなブログにしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。