プロとは？・・・日本テレビ｢素顔がイイねっ！｣～坂本冬美

昨18日の、日本テレビ系｢素顔がイイねっ！｣に、坂本冬美がゲスト出演したので、録画しておいたのを見た。

歌番組で見る着物姿と違った、カジュアルな服装。
それにしても美しい。美人だなあ、と思う。
個人的な好みからすると完璧だ。

１年間休養した際の話をしていた。
若いながらあるピークをきわめた人が、歌うことの意味を見失っての休養。
しかし、また思い直す中で、二葉百合子さんのステージをテレビで見たことで、二葉さんに連絡をとって、直々に浪曲の発声のレッスンを受けるようになり、復帰するまでのエピソードは、とても感動的であった。
65年も歌ってきた二葉さんを見て、自分の悩みなど小さいことだとさとった坂本冬美が手紙でその思いを伝えた時、二葉さんが｢あなたも壁にぶつかったのね｣と言ったことで、道が開けたという。

プロってすごいんだなと思った。
プロのレベルでなければつきあたらなかっただろう悩み、そしてそこからの立ち直り。

通算3333回のステージを重ねているさだ(まさし)さんが、いまだに本番前は膝がガクガクするという。
あの和田アキ子さんも、大変な上がり症と聞く。
要はプロのレベルだからなのだろう。
プロだからだ。

アマチュアで適当にへらへら演奏していることの方が幸せかもしれない。

それより、一応給料をもらってやっている会社での仕事を、｢プロ｣と言えるのか？
そこだ。

しかし。
我が坂本冬美が、｢イ・ビョンホンが好き｣というせりふ、聞きたくなかった。
坂本冬美、お前もか、という感じだ。