naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

月例の「ご近所アンサンブル」練習

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  「ラズモフスキー」第1番。



1ヶ月たつのは速い。
今日午後は、ご近所の方とのアンサンブル練習。

いつもの、マンションの管理センターの集会室に集合。

先月は、セカンドのHさんがご都合で不参加だったので、カルテット全員が揃うのは2ヶ月ぶり、妻のピアノとカルテットで合わせるのは今日が初めてとなる。

ということで、最初はシューマンピアノ五重奏曲
1楽章から順に譜読みを進める。

シューマンの曲は、昨年5月に浦安オケで「ライン」を弾いた。
その時も感じたことだが、すごく難しい音符とそうでもない音符が混在している。
この五重奏曲も、2楽章、3楽章あたりは、リズムが複雑だったり、臨時記号だらけの細かい動きがあったりで、非常に大変なのだが、4楽章になると、とたんに譜面ヅラは平明というか単純なものになる。

その2楽章、3楽章は、殊にシューマンらしい音楽だ。感情の幅が大きい。
聴く分には魅力的な音楽だが、いざ弾くと訳がわからない。アマチュアが仕上げていくにはなかなか大変だ。

チェロのIさんが、今日もコーヒーをポットに入れてきて下さったので、いただきながら休憩。

後半は、先月もやったモーツァルトのピアノ四重奏曲の1番。
ヴァイオリンは1本なので、ファーストのHさんが休憩で、先月弾いていないセカンドのHさんが弾く。
この曲は、モーツァルト室内楽の中ではそう知名度があるとは言えないと思うが、いい曲だ。
弾きながら、いい曲だと思えるのは、シューマンと違ってモーツァルトのいいところだ。

同じ楽譜に2番もあるので、ついでだからと、ヴァイオリンが奏者交代してやってみる。
曲を知っている人が誰もおらず、全員初見。
そのせいもあるのかもしれないが、こちらはモーツァルトにしては、やや密度が薄いというか、そんな感じも受けた。近い内にレコードをよく聴いてみたい。

まだ少し時間があるので、弦だけの曲を、ということになり、ラズモフスキーの1番をさらう。
ベートーヴェン中期の大傑作に挑むというのも、いい度胸だが、しかしやはりベートーヴェンというのは本当に演奏し甲斐がある。
時間切れで2楽章までで終わってしまったのが残念。

15時から4時間の練習であった。

シューマンの五重奏、モーツァルトの1番の方、そしてラズモフスキーを、当面繰り返し練習していくことになった。