naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~会計監査、弦楽アンサンブル大会

25日(日)のオケ練は、文化会館の第3練習室で、弦の自主練。
今回は、定期演奏会の曲の練習ではない。

その事情。
パーカッションのエキストラのT氏からの依頼で、新浦安に現在建築中のマンションにおいて、5月に、小一時間程度のミニコンサートをやってほしいとの話が、少し前にあった。
当日都合のつく者が任意で参加することになった。
定期演奏会に向けて練習中の「くるみわり」からの抜粋、それから2月の合宿の時に遊びで合わせてみた、アルビノーニオーボエ協奏曲(H団長のソロ)を演奏することは決まっており、それ以外に、弦楽アンサンブルをやる方向で、今日の弦自主練はその曲決めのための練習を行うことになったのだ。

ニコンサートに出る出ないを問わず、たまには気楽にアンサンブル大会をやりましょう、とコンマスYd氏からメールで、パートリーダーに呼びかけがあり、やりたい曲がある人は楽譜を持ち寄ることになっていた。
持ち寄られた楽譜をあれこれ弾いてみて、ミニコンサートの曲を決めようというわけだ。

それから、今日は私には一つ特別な予定があった。
私は今オケの会計監査の役についている。昨年4月の定期総会で前任者と交代したので、まだ1年目だ。
来週、1日に定期総会があるので、それに向けて会計監査をしなければならない。
これを練習が始まる前、正午から行うことになっていたのだ。

そんなわけで、いつもより少し早めに出かけなければならない。
これに加えて、千葉は昨日の晩から大変な強風である。雨も降っている。
風に弱いことでは定評のある京葉線。今年に入ってからも何度も風にやられている。
出る前にJRの運行状況をネットで見たところ、やっぱり京葉線は「6割程度の運行」になっているとのこと。
どうしようか。総武線から東西線で浦安にまわって行く方法もある。
しかし、6割程度の運行ということは、いつもの倍の時間を見ておけばいいわけだ。

ということで、京葉線乗車を決行することにした。
表に出ると、ともかくすごい風で、楽器は背中にかつぐようになったとはいえ、傘があおられて壊れそうだ。大変な思いをして駅までたどりついた。

ちょうど上り電車が間もなく到着するというので、これはラッキー、と乗車。
ホームに表示されている本来の時刻よりは、1時間半以上遅れている。

しかも、途中はほとんど徐行運転。
たらたら走ってねえで、もっと速く走れよ、と言いたくもなるが、考えてみれば、これもひとえに我々乗客の安全のためなのだ。あの福知山線事故みたいなことが起きては大変なのだ。
そう思えば腹も立たない。・・・とはいえ、ほんとにたらたらたらたらと走って行った。

いつもの倍以上の時間をかけて、やっと新浦安着。
平常に運行していれば、快速だったら蘇我から東京に着いてしまうだけの時間がかかった。

さて、まずは練習に持ってきたアンサンブルの楽譜を、人数分コピーしないといけない。
こういう場合、これまでは改札の外にあったNEWDAYSでコピーしていたのだが、この間閉店してしまった。
やむなく、新浦安オリエンタルホテルにあるローソンに行く。

結構時間を食ってしまい、タクシーで文化会館に急いだ。

第3練習室で、会計担当のM氏、事務局のNさんから、帳簿、会計証票、預金通帳などを見せていただく。
入団して13年目ながら、会計監査をやるのが初めてなので、こういう会計書類はこれまで見たことがない。
練習場所の使用料、指揮者やトレーナーの謝礼、楽譜のコピー代、打楽器などのレンタル料、等々。
オケの活動にさまざまな金がかかっていることはもちろん知っているが、こうしておびただしい領収証や請求書を見ると、それをこうやって整理して処理して下さる人の苦労を痛感させられる。

特に指摘すべきことはもちろんなく、会計監査の印鑑を捺した。

そうこうする内、団員も集まってきたので、そのままその第3練習室で練習開始。

私は、K137のディヴェルティメント、あとはポピュラーもので、マイフェアレディの「踊り明かそう」、ディズニーの「星に願いを」「イッツ・ア・スモール・ワールド」を持ってきた。ディズニーの2曲は、昨年11月の定期演奏会のロビーコンサートで演奏した。
Ydさんも、アイネクライネや、ルロイ・アンダーソン、宮崎アニメの曲などたくさん持ってこられた。

弦の人数は、3・3・2・4・1。

まずは、H団長のソロで、アルビノーニオーボエ協奏曲(作品9-2、ニ短調の曲)の第1楽章。
これはもうやることが決まっているので、そういう前提で何度か返し、ダイナミックやテンポなど相談しながらの練習だった。

この後、持ち寄り楽譜を合わせてみて、曲決め、というところだが、あいにく私は、家を出る前に急用ができてしまっていたので、大変残念だが、ここまでで早退せざるを得ない。
他の曲もあれこれ弾くのが楽しみだったのだが・・・。
僅か30分足らずで練習室を後にした。

帰りもいいバスがないので、電話でタクシーを呼んで新浦安まで戻った。

既に雨も風もやんでいたので、京葉線はほぼ平常運転。
下りの快速は、表示より数分遅れて来たが、午前中のことを思えば文句を言う気にはならない。

駅からの帰り道、もはや傘をさす必要もなく、新浦安への往路がずいぶん遠い昔のような気がした。

※練習往復のレコード

  小澤征爾:くるみわり人形全曲、眠れる森の美女組曲
  SMAP:Vest