naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

大騒ぎBフレッツ切り替え

先月、ある日帰宅したら、マンションの郵便受けに、NTTからチラシが入っていた。

私のマンションは、どうやらBフレッツのインフラが整備されたらしいのだが、今なら無料で、ひかり電話に切り替えられるというのだ。

最近は、家の固定電話で通話をすることはほとんどなくなっている(もっぱら携帯電話)が、基本料金と通話料金が安くなるのは魅力ではある。

ネットの接続はADSLだが、Bフレッツにすれば更に通信が速くなるようだ。

「今なら無料」・・・。

キャンペーンとかクーポンとかポイントとかに弱い私である。
申し込んだ。
技術的なことはよくわからないが、VDSL方式(100Mbps)というものだそうだ。

その工事日が今日、3日。

ニフティから借りているモデムを、NTTから来て、Bフレッツ用の機材に取り替えるのだそうだ。
9時半に来るとの確認の連絡が昨日入っていたが、予定通り業者の人が来た。

作業は円滑。30分ほどで済み、帰って行った。

それでは、と、その人が置いて帰ったマニュアルに従って、ネット接続の設定をする。
そう難しくはなく、ネットにもニフティのメールにも無事接続できた。

よしよし、と、引き続きサイトの閲覧や、メールの受発信をしていたら・・・。

・・・あれぇ?

何かおかしいぞ。

ページが切り替わる時に、新しいページが表示されないことがある。
ブログのコメントを記入してアップしようとして、失敗することも出てきた。

Windowsメールも、受発信ボタンを押しても、サーバーへの接続に失敗することがある。

・・・???

完全にダメということではなくて、失敗することがある、という状態なのだが、しかし、せっかくBフレッツにして、これまでのADSLより状況わ悪くなるというのは、いくら無料の話でもちょっと困る。
このまま、成功したり失敗したりしながら使うのはやっぱり嫌だ。

ということで、NTTの書類の中に書かれている問い合わせ窓口に、固定電話から電話してみた。

ところが。
この電話自体がおかしいのだ。NTTのフリーダイヤルの問い合わせ窓口に、一旦はつながるのだが、途中で通話が切れてしまう。
何度やっても同じだ。
ひかり電話もおかしいらしい。

やむなく携帯電話から問い合わせ窓口に電話して、事情を話す。

とりあえず、固定電話に先方から電話をもらって、会話をしていたら、やはり途中で切れてしまう。
これで、調子がおかしいことは認識してもらえた。

携帯電話の方に電話がかかってきた。
新しく取り付けられたルーターのランプの点灯状態を聞かれたので話してみると、回線の状態が正常だったらありえない点滅が生じていることが判明。

工事にきた業者に連絡をとってくれという。

早速、業者に電話をして事情を説明。再度来てもらうことになった。

さっき来たばかりの人が再度来訪。

ルータやケーブルを点検している。ケーブルは別のものに交換した。しかし点滅はおさまらない。

大変だったのはここからだった。

「電話線の差し込み口を見たい」と言う。ところが、そこは本棚が置いてあって、1センチほどの隙間しかないのだ。
あわてた、あわてた。
やむなく、急遽、中の本を、手当たり次第にそこいらじゅうに出し、軽くした上で、本棚を少し移動。

しばしそこを見た後、「差し込み口の器具を交換してみます」。
しかし、それでも点滅はそのまま。

「ちょっと外の線の状態を見てきます」と、一旦外へ。

しばらく待つと戻ってきたが、異常はなかった様子。

結局、取り付けたルータ自体が不良だったのではないか、ということになり、新しいものと交換すると、めでたく点滅はおさまった。
しかし、結果論だが、本棚の大騒ぎはいらなかったんだね・・・。まあ仕方がないな。

ああよかったよかった、と思ったところで、もう一つ。

「すみません、パソコンの設定をもう一度やっていただきたいんですが」。

そういうものらしい(涙)。

さっきやったばかりの設定作業をもう一度。面倒な作業じゃないからまだよかったが。

ネットの接続、メールの受発信を試す。
今度は全然OK。以前のADSLの時に比べると、サクサク速い。快適だ。

ひかり電話の通話も確認し、業者の人は帰って行った。

・・・疲れた。

機材の不良とは、ちょっと災難だった。少し時間をロスしてしまったが、さすがBフレッツ。通信はこれまでより快適で嬉しい。

この記事が、Bフレッツで初めてアップする記事です。