naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌(12月1日)~本番1週間前、追い込みの合奏

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  新浦安駅改札前掲示板に市民演奏会のポスター(赤いのがそうです)


日 時 : 07年12月1日(土) 18:00~21:00
場 所 : Wave101大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : カヴァレリア・ルスティカーナ、トスカ、マノン・レスコー蝶々夫人
弦人数 : 12・6・7・9・3
弓の毛 : 無事

早いもので、市民演奏会まであと1週間。

今週は、1日(土)、2日(日)と連日の練習。
今週はオケのみの合奏である。
両日とも夜。

初日の1日(土)、夕方家を出た。
あたりが暗くなってくる頃にオケ練に出かけるというのも、何かせつない感じがする。
新浦安に着いたらもう真っ暗だし。

今日も明日もWave101大ホールで、本番指揮者Y先生の合奏。

本番1週間前ということで、今日のY先生の合奏は、通すことはまったくなく、非常に細かく返しながら、細部の指示が出された。
「ここまできたので、最後の最後の精度を上げて、いかに音楽的に楽しむか、をやろう」とおっしゃった。

たとえば、「トスカ」のテ・デウム。
冒頭部分のほんの数小節、どことどこのパートが同じことをやっているのかを取り出す。個々のパートはちゃんと演奏できているが、全体としては同じニュアンスになっていないと指摘。
こういうところでは、前面に出るべきパート、譲るべきパートが、オケ全体として切り替わっていけると、もっとすっきりした音になる、とおっしゃる。

・・・難しいよなあ。
正直、不勉強で恥ずかしいが、今そこで言われるまで、ヴィオラと同じことを、例えばセカンドオーボエが吹いているって知らなかったし。

今日の練習、そんな感じで、主にはハーモニー、音色をもっと磨こう、という観点での合奏だった。
確かに、それができていけば、もっといい演奏になるだろう。

少しでも!

それから、先生から、「今日、明日で、蝶々夫人を作り直します」とのお話が。
来週のGPと本番で、ソリストとオケとがうまく合わせられたら、それは、これまでの練習で皆さんがまだ一つ経験していない喜びを感じることができるはずだし、ソリストにとっても、スカラ座でやる以上の喜びになるかもしれない、と。
だから、この2日間で、オケとしての精度を上げておきたいとのこと。

先生から、曲の進行を追って、ここは誰がどういう内容の歌を歌っているか、という説明。
「ここでは、蝶々さんはまだピンカートンをこわがっている」
「いつの時点で、蝶々さんは初めてピンカートンの方を向くのか」
等々。
それらを知って弾けば違う、というお話。

練習に出かける前、「蝶々夫人」のDVDを観た。
今回演奏する、1幕の終幕部分は、演奏会の中でも特に長丁場であると同時に、これまでの練習の中で、ソリストを交えてやったことがない。他のソロアリアの曲はやっているのだが、この曲だけがまだだ。
DVDを観ながら、そのことに気がついた。オケだけではだいぶ慣れてまとまった演奏ができてきたとはいえ、歌が入った時にどうなんだろう、と思ったのだ。
来週のGPで歌が入った時、どの程度対応できるんだろう。
不安でもあり、楽しみでもある。

連日となる明日の練習、もうひとがんばりというところだ。

※練習往復の音楽
  生まれ来る子供たちのために  AIDSチャリティProject
  自己ベスト・2            小田和正
  自己ベスト              小田和正