星野ジャパンが、アメリカとの3位決定戦にも敗れて、メダルを逃した。
夜、テレビを観ていたら、星野監督も、宮本主将も、「申し訳ない」と言っていた。
オリンピックで不成績に終わった選手や監督が、謝罪の発言をすることに、私は、前々から違和感をおぼえていた。
別に、国民のためにメダルを持ち帰るって約束があったわけではない。
謝る必要なんかないじゃないか。
一番悔しいのは自分なんだから。
私には、星野監督までもがそれを口にしたことが、大きな驚きだった。
「精一杯戦ったが負けた。本当に悔しい。残念だ」
それでいいじゃないか。
そう言ってほしかったな。