naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

合宿日誌~練習編<13> 延長企画に参加

日 時 : 09年2月15日(日) 13:00~15:45
場 所 : ホール
指 導 : 副指揮者S先生(ベートーヴェン)、本番指揮者Y先生(それ以外)
内 容 : 合奏
曲 目 : 下記
弦人数 : 2・2・1・4・2

公式練習終了。

ここからは、有志参加の延長企画。
15日(日)の午後から夜、そして16日(月)の午前まで、残れる人は残って、持ち込まれた楽譜で、初見大会の続きやオペラ等を演奏して楽しもうという話だ。

Y先生が、歌手の先生や、ヴァイオリンやファゴット奏者を呼んで下さっている。

私は、当初は参加せずに昼食までで帰るつもりだったが、合宿期間の短さもあって、ちょっと弾き足りない気がしたのと、16時頃に上りの臨時特急があるという話も聞いたので、急遽それまでの間、残ることにした。


まず、S先生の指揮で、ベト4。
Y先生は、ティンパニを担当。

私個人は、これまでのオケ経験で、ベートーヴェンの9曲の交響曲の内、唯一、一度も弾いたことがなかったのが、この4番。
初見演奏ではあったが、それを弾ける貴重な機会が得られて嬉しかった。

弾いてみて思ったのだが、この曲、楽章を追うごとに大変になっていく。

それでも、全曲、止まることなく通った! すばらしい。

以後は、Y先生の指揮で。

ビゼー 「カルメン」から前奏曲、2幕11番のシャンソン、2幕16番のデュエット

カルメン」全曲のパート譜が配られた。
ヴィオラは、108ページもある!
いや、これはすごい。

その中から、有名な冒頭の前奏曲

それから、11番、16番。これは、Y先生が呼ばれた歌手の先生が、それぞれ歌をつけて下さった。

オペラで歌のテンポが伸縮した場合の棒の動き方、合わせ方なども教えていただいた。
今年の12月には、市民演奏会で、07年に引き続き、Y先生の指揮で、オペラを演奏する予定だ。

オペラの曲は、また夜以降にやるらしかった。

ここからは、団員をソリストにしてのコンチェルト。

ハイドン チェロ協奏曲ハ長調から第1楽章

Sさんのソロでハイドン
名手Sさんは、昨秋のドヴォルザークの時も、団内ソリストとして、毎回練習の時に弾いて下さったのだが、今回のハイドンもずいぶん練習されてきたようで、すばらしかった。

モーツァルト ホルン協奏曲第3番変ホ長調K447

これも浦安オケが誇る名手、Wさんのソロでモーツァルトの3番を全曲。

どういうわけか、ヴィオラパート譜がなく、スコアを借りて弾いたので、譜めくりが忙しくて大変だった。

次に、珍しく、かつ私には大変嬉しい曲。

ディーリアス 小管弦楽のための2つの小品
    春初めてのカッコウを聞いて
    河の上の夏の夜

特に「春初めてのカッコウ」は、昔から大好きな曲なのだ。
これが弾けるとは。

Y先生によると、2曲の内では、「河の上」の方がやりやすく、「カッコウ」は難しいとのこと。

実際弾いてみた感じでは、初見だったこともあって、どっちも難しかった。

実は、5月の定期演奏会、「展覧会の絵」の後のアンコール曲を近々決めるのだが、個人的に「カッコウ」を候補曲の一つに推している。
しかし、今回弾いてみて、ちょっと難しいかな、と思った。Y先生によると「ちゃんと練習しないと仕上がらない」とのことなので、アンコール曲として取り組むのは大変かもしれない。

でも、一度きちんとやってみたい曲だ。

予定の特急の時間が迫ってきた。
あと1曲、ということになった。

モーツァルト 協奏交響曲変ホ長調K297bから第1楽章

またコンチェルトに戻り、モーツァルトの管のためのシンフォニア・コンチェルタンテ。
これも好きな曲なので、嬉しい。

オーボエH団長、クラリネットNさん、ファゴットCさん、ホルンWさん。

前奏部をやっている時間がなく、ソロの直前からとなった。

まだ色々演奏する予定の曲はあるが、ここまででとりあえず、ひと区切り。休憩となったので、特急に乗るヴァイオリンの4人と私は、川きんをあわただしく後にした。

明日休暇をとれれば、もう1泊して、さらにオペラなどあれこれ弾けて楽しかっただろうが、さすがにそうもいかない。

短かったが、収穫たくさんの合宿はこうして終了。

16:09岩井発の特急「新宿さざなみ」に乗った。

疲れたけど、中身充実、たくさんの収穫があった。

先生方、オケのメンバー、川きんの皆さんのおかげだ。

ありがとうございました。お世話になりました。
お疲れさまでした。