頼近美津子さんが亡くなった。53歳。
1955年8月生まれ。
私とは半月くらいしか違わない、同い年だ。
私とは半月くらいしか違わない、同い年だ。
同い年の人が死ぬ、というのは、50代前半だと、まだそう多くはない。
今回の頼近さんの訃報で、一番感じたのは、そのことだ。「同い年の人が死んだんだ」と。
頼近さんのことを、格別よく知っているわけではなく、女子アナ好きの私としても、別にファンだったわけでもない。
ただ、結婚直後に、夫君を病気でなくされたこと、それに関連して、嫁ぎ先の家で色々あったらしき、週刊誌的な情報は、人並みに持っている。
インタビュー記事で読んだと記憶するが、夫をなくした彼女が、悲しみの日々の中で、支えにしていたのが、マーラーの2番のシンフォニー、「復活」だったと言う。
2年くらいの闘病だったと聞くが、病床での日々、マーラーの2番は、彼女のそばで流れていたのだろうか。
近い内に、久しぶりにマーラーの2番を聴いてみよう。