naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

女子フィギュアスケートSP終了

バンクーバー・オリンピック、女子フィギュアスケートショートプログラムが終わった。

1位 キム・ヨナ        78.50
2位 浅田真央        73.78
3位 ジョアニー・ロシェット 71.36

4位 安藤美姫        64.76

滑走順が先の浅田選手が、さすがの滑り。今季、不調で心配された彼女だが、4年越しで足を踏み入れた、このオリンピックのリンクで、存分の演技。
場内も、それまでの選手たちとはさすがに段違いのレベルに、喝采を送った。空気が変わった。

シーズンベスト。そして、あの伊藤みどり以来、オリンピック史上2人目となるトリプルアクセルの成功。
浅田真央、金メダルに向けて、文句なしの発進、そう見えた。

しかし、キム・ヨナはその更に上を行った。
すごかった。
この大舞台で自己ベスト、世界歴代最高だものねえ。さらに文句のつけようがない。

ただ、5点近くもの差が出るほどだったかどうかは・・・?
確かに、キム・ヨナが上回ったとは思うが、そこまでの差があっただろうか。

そしてカナダのロシェット。
主催国のエース。そして、誰もが知る悲劇。オリンピック応援のために現地入りした母親が、2日前に突然の急死。

よくリンクに立ったものだ。つい先日、母親を亡くして、実感の残る私としては、本番の試合に臨んだことだけでも、敬服する他はない。
しかも、そんな状況の中での自己ベスト、70点台。何という精神力だろう。
演技を終えた後、はりつめたものがなくなってのあの涙。わかる気がした。

最終滑走の安藤美姫選手。
ほとんど難のない、見事な演技だったと思う。しかし、4位につけたとはいえ、64.76は低すぎないか。

浅田選手、安藤選手とも、存分に力を発揮したと思う。
順位に異議はないが、しかし、点数差からするとどうなのか・・・?

フリーへの期待。
順位に異議がない以上、難しいところだ。上記4選手とも、さらに力を発揮してほしい。しかし、そうなると順位の変動はないことになる。
できれば安藤選手にメダルにからんでほしいんだけどねえ。地元のファンからすれば、ロシェットには、銅どころか金を期待してるだろうし。

以下、まったく論点及び論調は変わります。すみません。

冬季オリンピックの種目が多々ある中で、個人的には、やっぱり女子フィギュアというのは特別なんですが・・・。

何故かというと、やっぱり、あれなんですね。

会社の者と話をしていても、結局、我々おじさんというのは、スケートの技術なんか見てないわけで。
要するに、女子を見ていると言いますか、つまり、誰がいい女か、好みかと言う・・・(純粋なスケートファンの皆さん、すみません・・・)。

まあ、大体、私だけではないと思いますが、ダブルとトリプルの区別も、ルッツとアクセルとサルコウ等々の区別も、皆目わからない状況で観ているおじさんとしては、何を観ているのか、ということでして・・・。

えーと、話のいきがかり上、ちょっとだけ書きます。ここから先はスケーターとしてじゃなくて、女性としての話ね。
詳細に記すと、イヤらしくなるってか、まあ、色々さしさわりがあるんで控えます。

今回の日本人選手の中では、私、安藤選手が断然好きです。
いわゆる、男好きがするタイプですね、彼女は。

でも、私の周囲でスケート好きな女性の知人やブロ友さんには、断然真央ちゃん、っていう人が多いんですよ。
同性の目から観た場合に、違う見方がある、あるいは、純粋にスケートを観る部分で、浅田選手の魅力の方が大きいということもあるんでしょうか。

日本選手については、私は断然安藤派。
(ただ、ほんとのことを言うと、中野友加里選手が一番素敵だなあ、と思います。鈴木明子選手との接戦に敗れて、今回出場できなかったのはほんとに残念!)

でも、19歳の、こわいもの知らずの女王二人で言うと、私はヨナ派。
キム・ヨナ選手って、やっぱり、ほんとにかっこいいと思います。身体が立派。あ、これは女性としての意味でなく、女性アスリートとしてです。両腕、両足に力がみなぎっているし、逆三角形の背中は、とても大きく見えます。ほれぼれとする見事な肉体だと思います。
顔も私にはとても好みだし。

ということで、不謹慎な視点からの暴論で申し訳ないのですが、フリー終了後に望む順位は、キム・ヨナ金メダル(日本選手が金メダルであってほしいとは思いつつ)、ロシェット銀メダル、安藤美姫銅メダル、浅田真央4位入賞、なのでありました。
ほんと、勝手な暴論ですみませ~ん。

※女子フィギュアについての過去記事、トリノオリンピック等。
    荒川静香選手とラジオ体操
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/27557585.html
    週刊文春堀井憲一郎氏になるほど
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/27607255.html
    キム・ヨナ選手と「あげひばり」
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/43670038.html