<第2日> ヴォーン=ウィリアムズ あげひばり(The Lark Ascending)
大学オケ在籍時、指揮者はDavid Howellというイギリス人でした。彼は、ディーリアスやエルガー、ヴォーン=ウィリアムズの作品を、演奏会のプログラムに組み込みました。そのことで、私を含む当時のオケ仲間は、イギリス音楽に目覚めました。
2日目は、ヴォーン=ウィリアムズの作品を1曲。
ヴォーン=ウィリアムズの作品では、「タリスの主題による幻想曲」も好きですが、やはり1曲となれば、「あげひばり」。ヴァイオリンと管弦楽のための短い曲です。
学生時代に、ピンカス・ズッカーマンのソロ、ダニエル・バレンボイム指揮イギリス室内管弦楽団のレコードで知ったのがきっかけで、偏愛してきました。
(残念ながら、大学オケでは演奏していません)
ヴァイオリン・ソロが、空を舞うひばりを描きます。
ヴォーン=ウィリアムズならではの、どこか懐かしい雰囲気、鄙びた田園情緒が、何度聴いてもたまらないです。
2006年に、女子フィギュアスケートの、キム・ヨナ選手が、決して有名とは言えないこの曲を使ったのにびっくりしたことがあります。
なかなか実演に接する機会がない曲ですが、2018年に、念願かなって、市川友佳子さん、三浦文彰さんのソロで、相次いで聴くことができたのは、幸せでした。
私の長年の夢は、浦安オケで、いつもご指導いただいている横山俊朗先生にソロをお願いして、この曲を演奏することです。
横山先生とは、今年の12月に、ブラームスのドッペル・コンチェルトでご一緒できるのですが、その次の機会には、是非、「あげひばり」を!
※過去の関連記事
偏愛 ヴォーン=ウィリアムズ「あげひばり」
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/40154675
キム・ヨナ選手と「あげひばり」
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/43670038
市川友佳子ヴァイオリン&ヴィオラ・リサイタル
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/65971902
ヴァシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団演奏会
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/66055328
※キム・ヨナ選手の滑走映像が見つかった!