naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~珍しく午前のみの練習

日 時 : 2010年6月13日(日) 9:30~12:00
場 所 : 市内公民館視聴覚室
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : フォーレ(全曲)、ベルリオーズ(2・3楽章)
弦人数 : 5・5・3・9・2
弓の毛 : 無事

13日(日)は、珍しく午前のみの練習。そのせいか、少々さみしい人数だった。

団内指揮者K氏の合奏。

フォーレ「マスクとベルガマスク」を、曲順に。

細かいニュアンス等々は、まだまだこれからだが、現状で一番音楽になっていないのは、4曲目のパストラルかな。

この組曲は、作品112とフォーレの晩年に属するが、手元にあるオイレンブルク版(全音楽譜出版社刊)のスコアの解説によると、若い頃に書いた曲も使われている。
第1曲の序曲と第3曲のガヴォットが、初期作品、第2曲のメヌエットと最後のパストラルが、晩年の作品ということらしい。

晩年の2曲は、やはりハーモニーが複雑なように思う。特にパストラルでは、そのへんが弾いていてもしっくりこない。感覚で飲み込めるというハーモニーではない。
序曲とガヴォットはとてもわかりやすいのだが。

休憩の後、幻想交響曲の2楽章と3楽章。

幻想は手ごわい! という観念からなかなか逃れられないでいるが、それでも今回の合奏では、3楽章は弾いてて楽しいな、と初めて思った。初めて、前向きな気持ちになれる部分が出てきた。

それにしても、「殺人」はどこで行われたのだろうか。おそらく3楽章のどこかで、のはずだが、直接は描かれていない。他の楽章での様々な描写ぶりを思うと、ベルリオーズの大変な逆説だ。

前回と今回で、すべての曲を二巡したことになる。
来週は分奏だが、私は都合で欠席予定。

※練習往復に聴いた音楽
    バッハ ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
       ブリテン=イギリス室内管
    SPEED SPEEDLAND

[FedExKinko’s水天宮店発]
    ↑よく利用する京橋店がまだ早朝で開店していないので、24時間営業の水天宮店から。