少し前に、サントリーホールのサイトを見ていて気がついたのだが、「アンコール曲紹介」というページがある。
これは来場客にとってはいいサービスだな、と思った。
3日前に小ホールに聴きに行った室内楽の演奏会についても、ちゃんと「南国の薔薇」と書かれている。
で、ついでだから、自分が行ったわけでもない演奏会のアンコールまで、あれこれ眺めていたら、すごいのがあったよ。
ワーグナー(リスト編曲) 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死
ブラームス ハンガリー舞曲第5番ト短調
ビゼー 「アルルの女」第2組曲から「ファランドール」
エルガー 創作主題による変奏曲「エニグマ」よりニムロード
ブラームス ハンガリー舞曲第5番ト短調
ビゼー 「アルルの女」第2組曲から「ファランドール」
エルガー 創作主題による変奏曲「エニグマ」よりニムロード
4曲も?!
どんな演奏会のアンコールかというと、7月2日(金)に行われた、リオール・シャンバダール指揮 ベルリン交響楽団の演奏会。
本編のプログラムはこれ。
「トリスタン」なんか、アンコールでやるの? 中プロ級の曲じゃないか、と一瞬思ったが、よく見たら「リスト編曲」と書かれているから、これはたぶんコンチェルトの後の、ソリストのアンコールなんだろう。
それにしても、前プロが「未完成」だもんね。アンコール付きのコンチェルトがあって、休憩があって、「運命」だったら、たぶん、「運命」が終わった時点で、間違いなく21時はまわっていたはず(あ、開演は19:00です)。
その後、オケのアンコールが3曲。いやいやすごい。
演奏者も聴衆も、お疲れさまでした。