今年のフェスティバルのオーケストラコンサート、BプロとCプロは、小澤(征爾)さんの復帰演奏になる予定だったが、予定変更。
食道癌自体にはまったく問題がないものの、長期安静にしていたことから筋力低下に伴う腰痛が出ており、主治医のコメントでは、10分間を超える指揮は回避する必要があるとのこと。
復帰会見からそう経っていない時期に、演奏会の指揮が無事できるのだろうか、という危惧は持っていたが、現実にこのような発表があり、しかも、弦楽セレナーデを全曲指揮することもできない、との話には、やはり衝撃をおぼえる。
ウィーン・フィルとの来日公演を始めとする、秋以降の公演についてキャンセルが発表される中、それに先立つ松本での指揮は、「サロメ」は早々に降板が発表されつつも、オーケストラコンサートは予定通り、とされていた。
フェスティバルを大事に考える小澤さんの気持ちが感じられたが、それだけにご本人としても無念の思いだろう。
フェスティバルを大事に考える小澤さんの気持ちが感じられたが、それだけにご本人としても無念の思いだろう。
小澤さんも来週には75歳になる。
快復には時間がかかるのだろうが、ファンとしては万全の形でステージに復帰される日を気長に待ちたい。
快復には時間がかかるのだろうが、ファンとしては万全の形でステージに復帰される日を気長に待ちたい。