昨28日(水)は仕事納め。1月4日(水)までの年末年始休暇に入った。
そんな父は、私に対して、「紅白歌合戦が家で観られるような会社に就職しろ、金融機関はやめておけ」と、いつも言っていたものだ。
で、金融機関でない建設業に就職したまではよかったが、入社後最初に配属されたのが、本社経理部の財務課。
銀行を相手にする仕事だ。
仕事納めの日も、周囲の職場が掃除を終えて、納会に入るのを脇目に見ながら、財務課の担当者数人だけが、夕方まで仕事をしていた(当時は午後に入ると納会開始、三々五々退社だった)。
私が就職した当時も、銀行は大みそかにも営業していたので、上司は休んでも担当者2人くらいで出社し、夕方仕事が済んでから、木更津の実家に帰省したことがあったのをおぼえている。
ところで、昨日の仕事納めでは、三十余年ぶりに仕事に追われる格好になった。
今の部署では、例年年明けに監査法人に提出してレビューを受ける、ある書類の作成を担当している。
10日(火)の午後に提出することが決まっており、まあ間に合うだろうと思っていたのだが、年明け早々に、それとは別の打合せが急遽入り、その準備も含めると、時間的に厳しくなった。
年内にある程度かたづけなければならない。
ということで、昨日は少し早出をして取り組んだのだが、想定していたより時間がかかった。
夕方には、周囲の職場で納会が始まったので、とりあえず顔を出し、ビール2、3杯を飲んだが、早々にデスクに戻って仕事の続きを。
納会の嬌声が聞こえてくる中、仕事をしながら、入社当時の財務課時代の納会を思い出したりした。
幸い、後は年明けで何とかなりそうなところまでかたづいたので、既に納会もお開きとなり、静かになりつつあるフロアを後にした。
例年なら、自分のフロアである程度飲んだ後、古巣の営業を始め、他のフロアにも顔を出してさらに飲んだりするのだが、それがいっさいない仕事納めは本当に珍しい。
さて、会社を出て、仕事納めの日には大体そうしているが、銀座へ。
家にもどこかにあるはずなのだが、見あたらず、買ってしまうことにしていたのだ。
音楽之友社のものがあったが、音符が小さくて老眼の身にはつらい。少々値段は張ったが、少し大ぶりな海外のものにした。
ところで、納会がそんなふうだったので、とりあえず何か食べたい。
さて、と思って、そうだ、吉野家だ!
前から食べたいと思って、機会がなかった、新メニューの「焼味豚丼 十勝仕立て」。
これだ。
ということで、3丁目の吉野家へ。
次に伊東屋の9階へ。
会社や自宅で使うカレンダーをいくつか購入。もう押し詰まってきたからか、カレンダー売り場もそんなに混んでいなかった。
昨日の帰りは、やっぱり酔っぱらったおじさんが多かったなあ。
例年通りの納会参加だったら、自分もああだったんだろうな、と思いながら、しっかりした足取りで帰宅し、駅のスーパーで買ったビールを飲んだのでした。
1年間、お疲れさま~。