naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

昨日は仕事納め

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昨28日(水)は仕事納め。1月4日(水)までの年末年始休暇に入った。

私の父は、地元の信用金庫に勤務していた。
当時、金融機関は、大みそかも平日であれば営業していた。

店が閉まっても、以後、色々な整理があったのだろう。
みそかに帰宅するのは、夜遅くなってからだった。

そんな父は、私に対して、「紅白歌合戦が家で観られるような会社に就職しろ、金融機関はやめておけ」と、いつも言っていたものだ。

で、金融機関でない建設業に就職したまではよかったが、入社後最初に配属されたのが、本社経理部の財務課。

銀行を相手にする仕事だ。

仕事納めの日も、周囲の職場が掃除を終えて、納会に入るのを脇目に見ながら、財務課の担当者数人だけが、夕方まで仕事をしていた(当時は午後に入ると納会開始、三々五々退社だった)。

私が就職した当時も、銀行は大みそかにも営業していたので、上司は休んでも担当者2人くらいで出社し、夕方仕事が済んでから、木更津の実家に帰省したことがあったのをおぼえている。

ところで、昨日の仕事納めでは、三十余年ぶりに仕事に追われる格好になった。

今の部署では、例年年明けに監査法人に提出してレビューを受ける、ある書類の作成を担当している。

10日(火)の午後に提出することが決まっており、まあ間に合うだろうと思っていたのだが、年明け早々に、それとは別の打合せが急遽入り、その準備も含めると、時間的に厳しくなった。

年内にある程度かたづけなければならない。

ということで、昨日は少し早出をして取り組んだのだが、想定していたより時間がかかった。

夕方には、周囲の職場で納会が始まったので、とりあえず顔を出し、ビール2、3杯を飲んだが、早々にデスクに戻って仕事の続きを。

納会の嬌声が聞こえてくる中、仕事をしながら、入社当時の財務課時代の納会を思い出したりした。

幸い、後は年明けで何とかなりそうなところまでかたづいたので、既に納会もお開きとなり、静かになりつつあるフロアを後にした。

例年なら、自分のフロアである程度飲んだ後、古巣の営業を始め、他のフロアにも顔を出してさらに飲んだりするのだが、それがいっさいない仕事納めは本当に珍しい。

さて、会社を出て、仕事納めの日には大体そうしているが、銀座へ。

山野楽器へ行って、再来年の春の定期演奏会でとりあげる、ブルックナーの4番のスコアを買った。

家にもどこかにあるはずなのだが、見あたらず、買ってしまうことにしていたのだ。

音楽之友社のものがあったが、音符が小さくて老眼の身にはつらい。少々値段は張ったが、少し大ぶりな海外のものにした。

ところで、納会がそんなふうだったので、とりあえず何か食べたい。

さて、と思って、そうだ、吉野家だ!

前から食べたいと思って、機会がなかった、新メニューの「焼味豚丼 十勝仕立て」。

これだ。

ということで、3丁目の吉野家へ。

帯広で食べた豚丼は、もっと肉が大きくて厚かったが、吉野家の場合、従来の豚丼で使っている肉と同じような、薄い肉だった。
でもおいしかった。

次に伊東屋の9階へ。

会社や自宅で使うカレンダーをいくつか購入。もう押し詰まってきたからか、カレンダー売り場もそんなに混んでいなかった。

銀座一丁目から有楽町線で新木場へ。

昨日の帰りは、やっぱり酔っぱらったおじさんが多かったなあ。

有楽町線で座っていたら、乗ってきたふらふらのおじさんが、隣の空席にどっかり腰をおろした。
何か、今にもげろげろ~ってやりそうな気配もあったので、逃げた。

新木場駅では、ホームの列の先頭のおじさんが、まっすぐ立っていられないようで、繰り返し左前方につんのめりそうになっては立て直していた。
今にもホームから落ちるんじゃないかとはらはらした。

例年通りの納会参加だったら、自分もああだったんだろうな、と思いながら、しっかりした足取りで帰宅し、駅のスーパーで買ったビールを飲んだのでした。

1年間、お疲れさま~。