naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ベートーヴェンの合唱曲あれこれ

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9月に「ミサ・ソレムニス」を演奏することになったので、この機に、ベートーヴェンの合唱曲をあれこれ聴いてみている。

「第九」は別格で、昔から数え切れないくらい聴いてきているが、名作とされる「ミサ・ソレムニス」でさえあまりなじみがない私。

まして、他の合唱曲などは・・・(汗)。

おとといからウォークマンで聴いてきたのは。

カンタータ「栄光の瞬間」。ウェットン=ロイヤル・フィル。
これ、曲の存在すら知らなかった。銀座山野楽器をぶらついていたら、NAXOSのコーナーで目に止まったもの。

オラトリオ「かんらん山上のキリスト」。コッホ=ベルリン放送響。

ミサ曲ハ長調。延原武春=テレマン室内オーケストラ。

「かんらん山上・・・」とミサ曲は、曲の存在は知っていたが、LP時代も含めて音源は持っておらず、聴いたことがなかった。
ミサ曲は、確か昔リヒターのレコードが出ていたように記憶する。

この歳にして、ベートーヴェンの作品に初めてふれるというのもなかなか新鮮だ。

総じて思ったのは、これらの作品はモーツァルトにずいぶん近いな、ということだ。

特に「かんらん山上・・・」は、聴いていて、モーツァルトのオペラではないかと思った。

とにかく、いかにも「ベートーヴェン!」という、あの強面のイメージはない。
どれも、優しく楽しい音楽だ。

ウェットン盤と延原盤には、「合唱幻想曲」が併録されている。
前に書いたが、私はこの曲が好きだ。いっぺん演奏してみたいのだが、なかなかそういう機会がない。

合唱曲3曲聴いたところで、「フィデリオ」に移っている。カラヤンベルリン・フィル盤。

これが終わったら、「ミサ・ソレムニス」の勉強に戻ろう。スコアも少し見ないと。