■先日の紅白歌合戦。今回は最初から最後まで全部オンタイムで観た。今回の紅白、とてもよかったな。以下、感想等、順不同で。
○前半
1 浜崎あゆみ 2012 A SPECIALメドレー
2 NYC NYC紅白メドレー
3 SKE48 パレオはエメラルド
4 ゴールデンボンバー 女々しくて
5 AAA 777 ~We can sing a song!~
6 中島美嘉 初恋
7 三代目 J Soul Brothers 花火
8 水樹奈々 BRIGHT STREAM
9 FUNCKY MONKEY BABYS サヨナラじゃない
10 藤あや子 わすれない
11 HY いちばん近くに
12 水森かおり ひとり長良川
13 ナオト・インティライミ Brave
14 倖田來未 Go to the top
15 細川たかし 浪花節だよ人生は
16 香西かおり 酒のやど
17 ポルノグラフィティ カゲボウシ
18 西野カナ GO FOR IT!!
19 舘ひろし 嵐を呼ぶ男
20 伍代夏子 恋ざんげ
21 森 進一 冬のリヴィエラ
22 絢香 はじまりのとき
1 浜崎あゆみ 2012 A SPECIALメドレー
2 NYC NYC紅白メドレー
3 SKE48 パレオはエメラルド
4 ゴールデンボンバー 女々しくて
5 AAA 777 ~We can sing a song!~
6 中島美嘉 初恋
7 三代目 J Soul Brothers 花火
8 水樹奈々 BRIGHT STREAM
9 FUNCKY MONKEY BABYS サヨナラじゃない
10 藤あや子 わすれない
11 HY いちばん近くに
12 水森かおり ひとり長良川
13 ナオト・インティライミ Brave
14 倖田來未 Go to the top
15 細川たかし 浪花節だよ人生は
16 香西かおり 酒のやど
17 ポルノグラフィティ カゲボウシ
18 西野カナ GO FOR IT!!
19 舘ひろし 嵐を呼ぶ男
20 伍代夏子 恋ざんげ
21 森 進一 冬のリヴィエラ
22 絢香 はじまりのとき
○後半
23 関ジャニ∞ 初紅白!! 全力前進ジャジャジャジャーン!!!
24 ももいろクローバーZ ももいろ紅白だZ!!
25 TOKIO KIBOU
26 Perfume Spring of Life
27 コブクロ 紙飛行機
28 AKB48 AKB48 紅白2012 SP~第2章~
29 郷ひろみ デンジャラー☆
30 aiko くちびる
31 五木ひろし 夜明けのブルース
32 きゃりーぱみゅぱみゅ 紅白2012きゃりーぱみゅぱみゅメドレー
33 徳永英明 上を向いて歩こう
34 由紀さおり 夜明けのスキャット
35 斉藤和義 やさしくなりたい
36 天童よしみ ソーラン祭り節
37 YUI Good-bye days
38 氷川きよし 櫻
39 坂本冬美 夜桜お七
40 嵐 New Year's Eve Medley 2012
41 美輪明宏 ヨイトマケの唄
42 和田アキ子 愛、とどきますか
43 EXILE Rising Sun
44 YUKI プリズム
45 福山雅治 Beautiful life
46 プリンセス・プリンセス Diamonds
47 石川さゆり 天城越え
48 北島三郎 風雪ながれ旅
49 いきものがかり 風が吹いている
50 SMAP SMAP 2012'SP
23 関ジャニ∞ 初紅白!! 全力前進ジャジャジャジャーン!!!
24 ももいろクローバーZ ももいろ紅白だZ!!
25 TOKIO KIBOU
26 Perfume Spring of Life
27 コブクロ 紙飛行機
28 AKB48 AKB48 紅白2012 SP~第2章~
29 郷ひろみ デンジャラー☆
30 aiko くちびる
31 五木ひろし 夜明けのブルース
32 きゃりーぱみゅぱみゅ 紅白2012きゃりーぱみゅぱみゅメドレー
33 徳永英明 上を向いて歩こう
34 由紀さおり 夜明けのスキャット
35 斉藤和義 やさしくなりたい
36 天童よしみ ソーラン祭り節
37 YUI Good-bye days
38 氷川きよし 櫻
39 坂本冬美 夜桜お七
40 嵐 New Year's Eve Medley 2012
41 美輪明宏 ヨイトマケの唄
42 和田アキ子 愛、とどきますか
43 EXILE Rising Sun
44 YUKI プリズム
45 福山雅治 Beautiful life
46 プリンセス・プリンセス Diamonds
47 石川さゆり 天城越え
48 北島三郎 風雪ながれ旅
49 いきものがかり 風が吹いている
50 SMAP SMAP 2012'SP
■曲順が発表されたのを見て、後半の充実ぶりに期待を持っていたが、期待通り。
■伝えられるところでは、今回、初めてバンドの生演奏が使われなかったとのこと。
私が子供の頃は、紅白それぞれにバンドがついていた。上手下手に配置されたバンドの生演奏で各歌手が歌ったものだ。
記憶違いかもしれないが、原信夫とシャープス&フラッツ、小野満とスゥィング・ビーバーズだったっけ?
途中からどっちかが、ダン池田とニューブリードに変わったような気がする。
近年は、自前のバックバンドを従えるケースやバンドでの出場が増えたので、ステージから伴奏バンドの姿は消えていたが、伴奏が必要な場合には、近くのスタジオで生演奏したものを回線で送っていたのだそうだ。
今回初めて、バンド演奏は事前録音して、いわばカラオケの形でのステージになった。
妻は、歌がとげとげしく聞こえるとの感想。
この形のせいなのかどうか定かではないが、音程がとりづらそうにしている場面が何度かあった。森進一、坂本冬美、和田アキ子。今までと音の聞こえ方が違ったのだろうか。
私が子供の頃は、紅白それぞれにバンドがついていた。上手下手に配置されたバンドの生演奏で各歌手が歌ったものだ。
記憶違いかもしれないが、原信夫とシャープス&フラッツ、小野満とスゥィング・ビーバーズだったっけ?
途中からどっちかが、ダン池田とニューブリードに変わったような気がする。
近年は、自前のバックバンドを従えるケースやバンドでの出場が増えたので、ステージから伴奏バンドの姿は消えていたが、伴奏が必要な場合には、近くのスタジオで生演奏したものを回線で送っていたのだそうだ。
今回初めて、バンド演奏は事前録音して、いわばカラオケの形でのステージになった。
妻は、歌がとげとげしく聞こえるとの感想。
この形のせいなのかどうか定かではないが、音程がとりづらそうにしている場面が何度かあった。森進一、坂本冬美、和田アキ子。今までと音の聞こえ方が違ったのだろうか。
■ロンドンオリンピックの年ということで、メダリストを多数呼んだのはいいが、女子選手に軒並み振り袖を着せることはないんじゃないのかね。それぞれその人らしい服装でいいと思うんだけど。
■後半に入って、関ジャニから郷ひろみまでのポップス組はどれも個性があってよかったが、何と言ってもヒロミGO。
これも別途記事に書いた、また「津軽海峡・冬景色」ですか、というスタンダードの再演再々演が少なくない中、「お嫁サンバ」でなく「2億4千万の瞳」でなく、2012年の新曲を歌ったところがよかったし、その「デンジャラー☆」は、この紅白で初めて聴いたが、いかにも郷ひろみ、という説得力。アーティストはこうであるべきだね。
同じことは、やはり2012年の新曲をとりあげた五木ひろしにも感じた。
これも別途記事に書いた、また「津軽海峡・冬景色」ですか、というスタンダードの再演再々演が少なくない中、「お嫁サンバ」でなく「2億4千万の瞳」でなく、2012年の新曲を歌ったところがよかったし、その「デンジャラー☆」は、この紅白で初めて聴いたが、いかにも郷ひろみ、という説得力。アーティストはこうであるべきだね。
同じことは、やはり2012年の新曲をとりあげた五木ひろしにも感じた。
■キャリアの割にまだ4回目の嵐。今回も司会を務め、自分の出番の他に、「ふるさと」という曲を歌わせてもらって、今年も人気を反映した厚遇ぶり(その分、SMAPをトリに置くことでバランスをとっている感あり)だが、聴いていて、歌はSMAPより嵐の方が数段上だなと思った。嵐の場合、全員揃って歌う場面でのとけあい方というか、美しさがきわだつ。
踊りについては私はわからないが。
踊りについては私はわからないが。
■魅力ある歌を数多く聴けた今回の紅白で、圧巻はやはり美輪明宏の「ヨイトマケの唄」だった。暗いステージ、黒い衣装。歌だけで勝負した、という演出だったが、それにしても、初出場、77歳のこの歌の力、この存在感は!
日本全国、観ている万人を黙らせたのではないだろうか。
紅白歌合戦でこれに比肩するすごみを見せてくれたのは、私の記憶する限りでは、1977年、「夜へ急ぐ人」を歌った時のちあきなおみだけだ。
直後に歌った和田アキ子は、さすがに押されたか? やや平常心を欠いた歌だったように思う。
日本全国、観ている万人を黙らせたのではないだろうか。
紅白歌合戦でこれに比肩するすごみを見せてくれたのは、私の記憶する限りでは、1977年、「夜へ急ぐ人」を歌った時のちあきなおみだけだ。
直後に歌った和田アキ子は、さすがに押されたか? やや平常心を欠いた歌だったように思う。
■併せて思ったこと。
こういう人にこういう歌を歌われてしまっては、他の出場歌手は存在価値がないかというとそんなことはない。例えば、きゃりーぱみゅぱみゅは、まったく次元の違う世界でありながら、自分の世界を存分に見せてくれた。
要するに、それぞれの様式であって、「ヨイトマケ」ときゃりぱみゅが共存できるところに、紅白のよさがある、と思うのだ。
こういう人にこういう歌を歌われてしまっては、他の出場歌手は存在価値がないかというとそんなことはない。例えば、きゃりーぱみゅぱみゅは、まったく次元の違う世界でありながら、自分の世界を存分に見せてくれた。
要するに、それぞれの様式であって、「ヨイトマケ」ときゃりぱみゅが共存できるところに、紅白のよさがある、と思うのだ。
■すぐ後に歌った、MISIA、矢沢永吉も、それぞれの様式で絶大な説得力。
しかし、何で、この2人は別枠なんだろうね。永ちゃんは前回も別枠だったし、2010年は桑田佳祐も別枠出演。このところ、視聴率狙いのためか、スペシャルゲストという扱いが目立つ。
今後、永ちゃんが何かのはずみで、事前発表の出場歌手の中で出演することになったら、その時は「初出場」っていうのかね(笑)。それもおかしいよね。
しかし、何で、この2人は別枠なんだろうね。永ちゃんは前回も別枠だったし、2010年は桑田佳祐も別枠出演。このところ、視聴率狙いのためか、スペシャルゲストという扱いが目立つ。
今後、永ちゃんが何かのはずみで、事前発表の出場歌手の中で出演することになったら、その時は「初出場」っていうのかね(笑)。それもおかしいよね。
■初出場にしてラストステージのプリプリ。私は、以前活動していた頃のプリプリってあまりよく知らないんだけど、前日のレコ大と2日続けて観て、メンバー全員、やっぱりおばさんだなあ、と思った。
小田(和正)さんなんかの場合だと、若い頃の小田から、今のジジイ小田までの変遷を一緒に見てきているんだけど。
たぶん当時のままの衣装でのパフォーマンス。久しぶりの再結成で、みんな歌や楽器を練習したんだろうけど、すばらしいなと思った。
みんなが元気でいれば、歳月を経ておばさんになってからもこういうことができる。
娘のようなAKBやももクロと一緒にステージができる。
とりあえず震災復興支援の再結成はこれで終わりとのことだが、またいつか集まる機会もあるかもしれない。
ピンク・レディーは、50代になってまだ現役だしね。
今回で紅白ラストステージになったファンモンも同じで、またいずれ何か見せてもらえるかもしれない。若いんだし。
元気でいれば!
小田(和正)さんなんかの場合だと、若い頃の小田から、今のジジイ小田までの変遷を一緒に見てきているんだけど。
たぶん当時のままの衣装でのパフォーマンス。久しぶりの再結成で、みんな歌や楽器を練習したんだろうけど、すばらしいなと思った。
みんなが元気でいれば、歳月を経ておばさんになってからもこういうことができる。
娘のようなAKBやももクロと一緒にステージができる。
とりあえず震災復興支援の再結成はこれで終わりとのことだが、またいつか集まる機会もあるかもしれない。
ピンク・レディーは、50代になってまだ現役だしね。
今回で紅白ラストステージになったファンモンも同じで、またいずれ何か見せてもらえるかもしれない。若いんだし。
元気でいれば!
■「風雪ながれ旅」、妻が指摘し、私もそう思ったが、今回は極度にテンポが遅かったのは何故?
放送の残り時間の調整とかか?
放送の残り時間の調整とかか?
■いきものがかり「風が吹いている」、よかったねえ。この曲に限らないけど、この人たちの音楽って、すっと胸に入ってくる心地よさ、暖かさがある。
初めて聴く人にも「いい曲だねえ」と思わせるものがある。すばらしい。
「バラー丼」、近く買わなくちゃ。
初めて聴く人にも「いい曲だねえ」と思わせるものがある。すばらしい。
「バラー丼」、近く買わなくちゃ。
■今回の紅白、以前によく見られた、コントなどを交えたアトラクションのコーナーがまったくなかったのがとてもよかった。
代わって配置された、ディズニーソングのショー、復興支援ソング「花は咲く」、嵐の「ふるさと」、それぞれに意味を感じた。
代わって配置された、ディズニーソングのショー、復興支援ソング「花は咲く」、嵐の「ふるさと」、それぞれに意味を感じた。
■加えて、これも以前だと、必要以上に紅白の対決をあおる演出が鼻についたものだが、今回は、出場歌手が相手方歌手を踊りでサポートしたり、司会が相手方の歌手を紹介する場面もあった。これも好ましく感じた。
いっそ、紅白の勝敗を決める、ということもやめてしまえば、と思うが、その時には、「紅白歌合戦」というタイトルを変える必要があるだろう。
それはともかくとして、男女混成のグループがこれだけ多くなってくると、紅白どちらに入れるのかも難しくなる。
その観点からの番組スタイルの見直しはいずれ必要になるかもしれない。
いっそ、紅白の勝敗を決める、ということもやめてしまえば、と思うが、その時には、「紅白歌合戦」というタイトルを変える必要があるだろう。
それはともかくとして、男女混成のグループがこれだけ多くなってくると、紅白どちらに入れるのかも難しくなる。
その観点からの番組スタイルの見直しはいずれ必要になるかもしれない。