naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

大接戦~市民演奏会の前プロ

12月に、3年ぶりの浦安市民演奏会がある。

 

市民合唱団との共演で行うこの演奏会、メインは、13年ぶりにベートーヴェンの「第九」をとりあげることが決まっており、それ以外の曲について、合唱団とオケ幹部が協議してきた。

 

その結果、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、そして「第九」を合唱と共演することが決定。
(バッハとモーツァルトについては、地元の中学校の管弦学部と合同演奏になるそうだ)

 

この他、演奏会冒頭に、オケだけで1曲演奏することとなり、その選曲を進めてきた。

 

先月の運営委員会までで、11曲の候補曲を決めていた。

 

各パートからの意見を持ち寄って、今日9日(日)午前の運営委員会で決定するはずだったのだが・・・。

 

まず、各パートから希望を出し合ったところ、11曲が4曲まで絞られた。

 

   フンパーティンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル前奏曲
   ムソルグスキー 交響詩「禿山の一夜」
   ワーグナー 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
   ブラームス 大学祝典序曲

 

ここからが大変だった。

 

出席者で意見交換し、バッハ、モーツァルト、「第九」とフィットするかどうか、という点で、「禿山」をオミットすることになった。

 

残る3曲で多数決をとってみたが、ほぼ拮抗する票数に割れて、決め手がない。

 

以後も、個々の曲を推す意見、逆に難を指摘する意見なども出し合った。

 

あれこれ話した末に、ブラームスが落ちる形となり、最後にのこった、「ヘングレ」と「マイスター」で、再度多数決をとったのだが、これがまったくの同数。

 

過去の選曲でも、こんなことは記憶にない。

 

さてどうするか、ということになり、それでは、午後の練習の際に、出席した団員に状況を説明し、全員で多数決を採ろう、と決定。

 

結論は午後に持ち越された。

 

で、午後の合奏。

 

団長から経過説明の後、多数決。インペクが挙がった手を数える。

 

結果。

 

僅か2票の差で、「ヘングレ」に決定。

 

2票差ということはですよ、誰か1人、別の方を選んでいたら、ここでも同数だったわけで。

 

いやー、ここまでの大接戦、オケの歴史に残るね。

 

ちなみに、本日、ヴィオラの練習参加は5人だったが、4人が「ヘングレ」、1人が「マイスター」だった。

 

つまり、ヴィオラが決めた形?(笑)

 

あ、私ですか?

 

「ヘングレ」にしました。

 

この曲、前に弾いた記憶だと、ヴィオラは何か難しいっていうか、弾きづらいんだけどね。

 

こっちを選んだ理由は単純で、個人的には、昨年9月にユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の定期演奏会で、「マイスター」を演奏したばかりだから(笑)。それだけ。