naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

12対3のスコアでもセーブ

昨19日(水)の、巨人=阪神戦。

0-3と劣勢だった巨人が、5回の裏、1イニング10安打、12点と、記録的な猛攻で逆転。6回以降は、両チーム無得点で、そのまま巨人が、12-3で勝った。

けさ、新聞のスポーツ面で、その記事を見ていたのだが、巨人の小山にセーブがついているのを知って、「え?」と思った。

これまで、4点以上の差がついたらセーブはつかない、と何となく認識していたので、こんなワンサイドゲームなのにセーブだなんて、何かの間違いではないか? と思った。

Wikipediaで「セーブ」を調べてみた。

それによると、セーブの条件は以下のように書かれている。

   セーブを記録する為には、まず以下の条件を全て満たす必要がある。
     勝利投手の権利を持たないこと(セーブよりも勝利が優先)。
     勝利チームの最後の投手として登板すること。
     1/3イニング以上の投球回を記録すること。
     同点・逆転を許さず、リードを守り切り試合を終了させること。

   その上で、以下の条件を1つ以上満たした場合にその投手にセーブが記録される。
     登板時のリードが3点以内である場合は、1イニング以上投げること。
     登板時の状況が迎える打者2人に本塁打を打たれたら同点または逆転される
     状況であること。この場合は、イニング数(アウトカウント)は関係しない。
       つまり、登板時に無走者であればリードは2点以内、一人いれば3点以
       内、二人なら4点以内、満塁なら5点以内が条件となる。
   その投手が3イニング以上投げていること。この場合は、リードを保ってさえい
   れば何点差でもよい。

小山投手は、先発の内海が3イニングと0/3、二番手の土田が2イニングを投げた後、三番手として登板し、4イニングを投げた。

巨人が逆転した時点で投げていたのは土田投手で、彼に勝ちがついている。

そして、小山投手は、上に書かれている、「勝利投手の権利を持たない」、「勝利チームの最後の投手として登板」、「1/3イニング以上投球」のすべてをまず満たし、その上で、「3イニング以上投球」を満たしたため、得点差が9点ある状況にあって、セーブがついた、ということになる。

そうなんだ。知らなかった。