naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~来年春の定期演奏会に向けてスタート

日 時 : 2015年12月6日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : ヴァイオリンT氏
内 容 : 合奏
曲 目 : ワーグナーシューベルト(1・2楽章)、チャイコフスキー(1~4楽章)
弦人数 : 8・5・6・4・3
弓の毛 : 無事(通算2本)

習志野文化ホールでの定期演奏会本番終了から、2週間。

今日は、来年春の定期演奏会に向けての初練習。

前回は降り番だったヴィオラのMさんが、今日から復帰。一方で、Nさんが今季は休団となったので、ヴィオラの団員参加は7人で増減なし。

次回の曲目は、ワーグナーローエングリン」第1幕への前奏曲シューベルト「未完成」、そしてチャイコフスキーの4番。

ヴァイオリンのT氏の指揮で、初合奏である。

いつも、半年後の本番に向けての初合奏の時は、山の麓から、頂上を目指して登り始めるような気持ちになる。登山の経験はまったくないのだが。

2週間前の本番で味わった登頂の喜びを思い出の1ページに加え、今日からは、新しい山の頂を目指していく。

昨5日(土)は、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の練習に今季初参加した。

図らずも、昨日、今日と、ユニ響では2月、浦安では6月の新しい目標に向けてのスタートとなった。

まずは、「ローエングリン」。この曲は初めて弾く。

ヴァイオリンが、ソロパートも含めて細かく分かれ、最初から最後まで弾くのに対して、ヴィオラはあんまり弾く分量がなく、楽譜も1ページだけだ。

ヴァイオリンは、高い音がたくさんあって大変そうだが、ヴィオラはそういう場面もない。

曲の途中から弾き始めるので、入りを間違えず、以後は拍を数え間違わなければ、何とかなりそうだ。

次は、「未完成」。

この曲は、何度か弾いている。直前では、昨年、ユニ響の定期演奏会で弾いた。

なじんだ曲なので、まあ気持ちは楽だ。

休憩をはさんで、チャイ4。

既に何度か書いてきたが、今回のメインの候補曲の中で、一番やりたくなかったのが、このチャイ4だ。

2008年に、ユニ響の定期演奏会で弾いたことがあるが、もうこの曲は勘弁、と思ったものだった。

理由は1楽章のリズムの難しさにある。とりわけ、練習記号Q前後のクライマックスは、ユニ響の時は、とうとう本番まで満足に弾けなかった。

それがあったので、何とかチャイ4だけは落ちてくれ、と願っていたのに、この結果。

休憩の間、難しそうなところを少しさらう。

何だか、予防接種の行列で順番を待つ子供のような心境で、やるなら早くやってしまいたいから早く休憩を切り上げてほしいと思った。

その1楽章は、普通のテンポで始まったが、途中でまでで一旦やめ、8分の9の冒頭に戻って、かなりゆっくりなテンポで練習することになった。

T氏が、「123・223・323」と、常に拍子を叫んでくれて、それを頼りに合わせた。

しかし、やっぱり難しい。7年前の苦心を思い出した。

Qのところはやっぱりだめだ。同じ音型の繰り返しだが、ヘミオラ的な動きなので、メロディを聴いていると、ボウイングが乱れる。あるいは、弾き終わりを見失う。

とにもかくにも、楽章の終わりまで行ってから、楽章の始めに戻り、今度は普通のテンポで少し返した。

その後、2楽章以下は、まあ1楽章に比べれば気楽に弾くことができた。

とは言え、目指す6月の本番をイメージすると、まさに、まだまだ登山口から登り始めた、という感じだ。

来週もT氏の合奏。年内の練習はそれで終わる。

※練習往復に聴いた音楽
    ブラームス 交響曲第3番、第4番、第1番、ハイドンの主題による変奏曲
       ベームウィーン・フィル(DG盤、1975年、1977年スタジオ録音)