今日26日(土)、北海道新幹線が開業する。
朝の情報番組では、先ほどから、記念式典や一番電車出発を待つ現地の映像を映し出している。
以前も書いたが、北海道新幹線の構想を知ったのは、1992年6月のことだった。
当時36歳、今と同じ本社の総務部に在籍していた私は、8月から休職して労働組合の専従役員に就任することが決まっていた。
8月の定期大会に向けて、議案書を作成するための合宿が函館の大沼で行われ、新役員内定者である私も、それに参加するべく、初めて函館に行った。
函館駅に到着すると、駅前のビルに、「函館に新幹線を開通させよう」という趣旨の大きな垂れ幕が下がっているのが、目に入った。
そういう構想があるんだ、と強く記憶に残った。
(ついでながら、函館に行ったその前日、阪神の湯舟敏郎投手がノーヒットノーランを達成した。この日乗車したタクシーの中で目にしたスポーツ紙の1面大見出しが、このニュースだったのを、不思議に今でもおぼえている)
函館に行った時、36歳だったと書いた。その私も60歳。あと5日で定年を迎える。
とにかく、それだけの長い長い時間を経て、北海道民悲願の新幹線開通。
おめでとうございます。
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