24日(日)、クリスマス・イブ。浦安オケの2017年練習納めである。
難曲、ラフマニノフの2番については、先週、皆よりも1週遅れで譜読み。1楽章と2楽章をやったが、なるほどこれは大変だと痛感し、残る2楽章を弾く今日の練習に向けては、自分なりの準備をしようと考えた、
年末の折、諸々の家事もたてこんでいることから、週末だけでは時間が足りそうにない。
21日(木)に休暇を取った。
休暇の21日と、今日の午前、練習の準備にあたった。
先週やり残したボウイング記入などの楽譜作業。
スコアの勉強(自分なりにだが)。
そして、楽器を出してさらったが、4楽章に関しては、とてもこの程度の準備では弾けそうにないと思った。
しかし時間切れとなって、家を出た。
練習前、今年最後のランチは、MONAのそじ坊で。
にしんの甘露煮、牡蠣もちそば、
日 時 : 2017年12月24日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : トレーナーS先生
内 容 : 合奏
曲 目 : チャイコフスキー(予定の全曲)、ラフマニノフ(3・4楽章)
弦人数 : 7・5・5・6・1
弓の毛 : 無事
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : トレーナーS先生
内 容 : 合奏
曲 目 : チャイコフスキー(予定の全曲)、ラフマニノフ(3・4楽章)
弦人数 : 7・5・5・6・1
弓の毛 : 無事
今日の合奏指導は、昨年11月の定期演奏会で指揮をお願いしたS先生。今季は、S先生の合奏が多数組まれている。
まず、チャイコフスキーの三大バレエ抜粋。
予定の8曲を曲順に練習した。
既に、音を出してみましょう、という譜読みの段階ではない。随時色々な指摘を受けての練習である。
チャイコフスキーは、どの曲も演奏経験があるので、気持ちはとても楽だ。
しかし、後に控えるラフマニノフのことを思うと、子供の頃、予防接種の順番待ちの行列に並んでいた時の気持ちを思い出す。
休憩をはさんで、いよいよラフ2である。
まず3楽章。
ゆっくりした楽章でもあり、音符は読める。落ちることもなく最後まで弾けた。先週同様、隣のSさんがちゃんと弾いてくれるのに助けられながらだが。
S先生は、この楽章も、だいぶ丁寧に練習された。残り時間が少なくなってくる。まさか、今日は一番大変そうな4楽章をやらないのか? 年明け1回目の合奏もS先生なので、その時に回すお考えなんだろうか。それはちょっと困る。4楽章を弾かないまま年越しをするのは、予防接種の行列で、嫌は嫌だけど注射されないで終わるわけにはいかない、というようなものだ。
しかし、3楽章の返し練習は途中で打ち切られ、4楽章に移った。いよいよ注射か。
いきなりものすごく速いテンポで始まった。え? え? と必死でついていく。
ある程度行ったところで止まり、「本番はきっとこれくらいのテンポだと思います」、とS先生。
少しゆっくりめにやるということで、楽章の最初に戻った。
思い起こせば、同じく難曲だったチャイコフスキーの4番。あの時も、指揮のT先生は、1楽章など、最初の2ヶ月くらいは通常ありえないゆっくりしたテンポで練習し、何とかできてきたところで、本来のテンポでの練習に移っていかれたものだった。
そんな練習になるか、と思ったが、S先生は違った。
最初の本番仕様よりは、ほんの気持ちゆっくりなテンポかもしれないが、私にとっては情け容赦ないテンポだった。
拍数(小節)を数えることはできた。だから、落ちることはなかった。
リズムまでは無理だった。先週の1、2楽章、今日の3楽章では、リズムはほぼ追えた。しかしこの4楽章はだめだ。3連符主体の細かい音符は、リズムのパターンが様々なので、とても追えない。これはしっかり覚えるしかないな。
うーん・・・。
S先生の言によると、楽章を難しい順に言えば、4、2、1、3だそうだ。うん、そんな印象だ。
チャイ4の時のように、ゆっくりしたテンポの練習時期がないとすれば、毎回こんなことをやってはいられない。
個人で一所懸命さらって、楽譜をよく読んで覚えなければ。
とにかく、半年後に、これを本番のステージで弾くのか、と考えると、その道のりがとてもとても遠く感じる。
でもやらなきゃいけないんだよね。もう一つ言うと、トップ席で。
並々ならぬ覚悟が必要だ。
今年最後の練習で、来る2018年が、険しいものであることを、とことん痛感させられたのであった。
あたりも気持ちも暗くなった入船の交差点。
メリー・クリスマス・・・(笑)。
がんばります。