naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

宇奈月オペラ本番終了<4> 9月15日(土) 本番

15日(土)、宇奈月オペラ、「魔笛」本番。

9時から最終リハーサル。妻も同行。

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弦編成は、8・7・5・4・3。横島先生が指揮される、マウントあさま、松本モーツァルト・オーケストラ同様、対向配置である。

私は、3プルト。1人プルトである。

まず、前日リハーサルではやらなかった序曲の練習。

コントラバスのHさんの小学生の息子さんが、リハーサルを聴くために、横島先生の脇に置かれた椅子に座る。

横島先生が、その息子さんに、「バランスを聴きに客席に行ってくるから、この棒で最初の和音を出して」と、指揮棒を渡して、客席へ。

コンマスのFさんが、指揮棒の振り下ろし方を教えて、Hさんジュニアが見事最初の和音を出させた。

そのは、本番通りの進行で、改めて序曲から1幕を通した。細かいダメ出しのストップはあったものの、1幕は11時前終了。ここで休憩。

再開後は、2幕。

10番のザラストロとコーラスの曲は、弦はヴィオラとチェロだけ、管もホルン、ファゴットトロンボーンと、珍しい編成だが、ヴィオラとしては大変弾き甲斐のある音楽だ。

最後に、カーテンコールの手順の練習。

13:20頃、リハーサル終了。

楽屋に用意されたお弁当をいただく。

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外は雨だ。どれだけのお客さまが来て下さるだろうか。

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本番まで、さらうことにする。ホールに行ってみると、街角コンサートに出演する「TrioMMO+terarin」が練習中。楽屋でさらった。この時間は、本番に結構生きた。よかった。

●横島勝人プロデュース 音楽祭オープニングオペラシリーズⅢ

日 時 2018年9月15日(土) 15:00開演
会 場 宇奈月国際会館セレネ 4階大ホール
指 揮 横島勝人
管弦楽 モーツァルトオーケストラSelene
合 唱 モーツァルトコーアSelene
曲 目 モーツァルト 歌劇「魔笛
演出・舞台協力 トムスタジオ 加藤 徹 加藤與志子
語 り 野畑真寿美

雨の中、ほぼ満席となった。
(ホールの客席数は700だが、可動席(160席)を外したところにオケが配置されていると思われるので、540席か)

本番は、楽しく弾いたが、2幕の最初のしばらく、集中力を欠いてしまう時間があった。

1幕は16:20頃終了。20分ほどの休憩をはさみ、終演は18:10頃となった。

過去2年よりも演出を本格化させた今回、オケで演奏していると、実際に何が行われているかわからない(リハーサルの時は、可能な場面では後ろを向いて舞台を観たが)ものの、歌手の皆さんの達者なお芝居には、客席からは笑いも起きていたし、楽しく観ていただけたのではないだろうか。

ただ、毎年そうだが、芝居は日本語、歌は原語なので、歌で何が歌われ、ストーリーがどう進行しているかが伝わりづらいところがある。今回の「魔笛」だと、2幕のフィナーレで、パパゲーノが首をくくろうとして、3回笛を吹くところなどは、意味がわからなかったのではないかと思う(野畑さんのMCもこの部分の説明はなかった)。

ここまで本格化してきたのであれば、歌には字幕スーパーを入れれば完璧だと思うが・・・。

それにしても、「魔笛」というオペラ、演奏してみて、やはり大傑作だと思った。

ストーリーがおかしいのは、古くから指摘されていることだが、それを補って余りあるモーツァルトの音楽のすばらしさ。

過去2年演奏してきた、「ドン・ジョヴァンニ」や「フィガロの結婚」の方が、筋立てにせよ、人物描写にせよ、完成度は高いように思う。また、個人的には、「魔笛」の全曲の締めくくり方は、少々あっけないようにも感じている。

作品全体としては、ダ・ポンテ作品に比べるといびつな感は否めないものの、実際演奏してみると、これがモーツァルトのオペラの最高傑作のように思えてくるのも、今の時点での実感だ。

筋や人物に首をかしげるところがあっても、ただただ天国的に美しい、モーツァルトの音楽を楽しめば、それでいいじゃないか、と。

そんなことを思った。

さて、このオープニングオペラシリーズ、4年目の来年、2019年は、「コジ・ファン・トゥッテ」が予定されている。4作の中では、一番難しいので最後にまわした、といつか横島先生に聞いたことがある。

来年も是非参加できればと思う。

その前に、今回のオーケストラメンバーの多くとは、来月、長野で行われる横島先生のワークショップでまたお目にかかる。ブルックナーの8番を勉強する。これも楽しみだ。

来聴の妻と宿泊先の延楽に戻る。

夕食の際、副支配人のU氏と話す機会があった。U副支配人は、本番の演奏を聴いて下さった。また、昨年の「フィガロの結婚」では、わがままなお願いをして、地元テレビ局が放映した演奏の模様を、DVDとブルーレイにしていただいた。大変お世話になっている方である。

この宇奈月温泉には、年末にまた家族旅行として訪れる予定である。その時にも、もちろん延楽に宿泊する。