naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

2月3日、訃報重なる<1>~来月お会いするはずだった松本のU先生

3日(日)は、思いがけない訃報が2つ、相次いでもたらされた。

長い人生、こんな日もあるのだ、と思った日だった。

1つ目は、浦安でのオケ練に今季初参加して帰る途中。

新浦安駅のホームで電車を待ちながらメールをチェックしていたら、マウントあさまや宇奈月オペラの事務局をされているHさんから、「訃報」とのタイトルのメールが届いていた。

何だろうと開いてみて、目を疑った。

松本在住のU先生が、その日の朝、亡くなったと書かれていた。

松本モーツァルト・オーケストラの代表でコンサートマスターでもあるU先生と初めてお会いしたのは、2014年の春。この団体の演奏会に初参加させていただいた時だ。

以来、昨年まで4回参加しており、今年5月にも参加予定である。

指揮者の横島勝人先生とU先生は、2008年からモーツァルト交響曲全曲演奏のプロジェクトに取り組んでこられた。

また、宇奈月温泉の「湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト宇奈月」で、2016年から始まったオープニング・オペラ・シリーズでは、U先生はヴィオラのトップを務められており、3年連続でご一緒している。

この音楽祭の音楽監督も、横島先生である。

どちらについても、直近の昨秋まで、中核メンバーとして元気に活動されていたU先生の思いがけない他界は、横島先生にとって大きな打撃だろうと推察する。

私は、U先生とはまだ5年足らずのおつきあいではあるが、松本で、宇奈月で、その都度お世話になってきた。音楽だけでなく、お会いすれば毎晩一緒に飲んだ。

今、思い出すのは、明るい笑顔と気さくにかけて下さった声ばかりだ。

直近では、昨年9月の宇奈月での「魔笛」でお会いしている。今年の正月も年賀状をやりとりした。お元気なはずの人の突然の訃報は、やはり信じ難かった。

しかし、メールに添付されていたファイルには、まぎれもなくU先生その人の名前が書かれた葬儀日程の案内が記されていた。

亡くなった経緯は、いまだ存じ上げないが、66歳とのこと。まだまだお若い。

松本での葬儀は平日だったので、参列できなかった。遠方から、弔意を表するにとどまった。

来月、3月からは、松本モーツァルト・オーケストラの練習が始まる。私も松本へ5往復する予定にしている。

今年も間もなくU先生にお目にかかり、また一緒に杯を傾けることができると楽しみにしていたが、もうそれはかなわないのだ。

代表、コンマス、大きな穴が空いてしまった中、どのように音楽を作っていくことになるのだろうか。

その、5月の松本モーツァルト・オーケストラの演奏会は、「特別演奏会」と称する。昨2018年10月、10年がかりの交響曲全曲演奏が完了したのを受け、クラリネット・コンチェルトとレクイエムを演奏する予定である。モーツァルトシリーズの最後となるレクイエムが、図らずもこのオケにとって最も大切なU先生の追悼演奏になってしまう形だ。

しっかり演奏できるだろうか。しっかり演奏しなければ。