naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

松本モーツァルト・オーケストラ練習日誌~今季初合奏<2>

通し演奏の後、冒頭に戻り、「できるところまで」と返し練習に移った。

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「キリエ」は遅い。横島先生から、「僕のテンポは遅いので、CDを参考にしないように」とのお話があった。

ソリスト、合唱が入るところは、楽譜指定のダイナミクスより小さく、fと書いてあればmfで、pならppで、との指示。

「キリエ」まで返したところで再度休憩。

「ディエス・イレ」から再開。

横島先生は、指示を出す時には、奏者の名前をおっしゃるのが常だ。弦の場合、パート名でなく、トップの名前で言われる。例えば、合奏を止めてヴィオラへの指示があれば、「ヴィオラの皆さん」でなく、トップがNさんなので、「Nさん、今のところはこのように・・・」などと。

ファースト・ヴァイオリンについても何かあれば、これまでだと、「牛山さん」と呼びかけておられたのだが、もうそこに牛山先生は座っていない。横島先生としては、今のコンマスであるTさんの名前を呼びながら、思うところが多々あったのだろうと想像した。もちろん、それは我々オケメンバーにしても同じことだ。牛山先生の「不在」は、あまりにも大きい。

残り時間を気にしながら以後の練習は進み、「ホスティアス」を飛ばして、「ベネディクトゥス」までで終了した。

会場を出る。

庭の桜の樹は、まだつぼみ。既に満開の東京とは、やはり気温が違うのだと感じる。

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Cさん始め、オーケストラの関係者は、この後に所用があるということなので、東京から来た3人は、松本駅まで歩いて移動することになった。

ヴァイオリンのKさん、ヴィオラのKさんと3人で歩いていると、松本城が見えた。

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お二人は日帰りとのことだったので、松本駅前まで出たところで別れ、私はいつもの宿泊先であるホテルブエナビスタに向かった。

※牛山正博先生のプロフィール
    2017年10月1日(日)の、松本モーツァルト・オーケストラの演奏会プログラムから。
    この演奏会で、牛山先生は、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」のソリストを務められた。
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※過去の関連記事
    2月3日、訃報重なる<1>~来月お会いするはずだった松本のU先生
       https://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/66248922.html

※練習往復に聴いた音楽
    ブルックナー 交響曲第9番
       シノーポリ=シュターツカペレ・ドレスデン
    ブルックナー テ・デウム、詩篇第150篇
       ヨッフムベルリン・フィル
    マーラー 交響曲第5番
       レヴァインフィラデルフィア
    マーラー 大地の歌
       ショルティ=シカゴ響
    マーラー 交響曲第9番
       バーンスタインアムステルダム・コンセルトヘボウ管
    モーツァルト レクイエム
       ベームウィーン・フィル