13日(金)は、14:00から前日リハーサルである。
起床後、露天風呂、朝食。
妻たちは、カフェ・モーツァルトへ行くと出かけた。昼食時に合流する。
以後、昨晩の新幹線の続きで、対訳本を見ながら音源を聴く。物語をできるだけ頭に入れ、今、演奏している曲がどういう場面なのか、理解を深めなければ。
妻からメールが入り、昼食に出る。店は、ホテルの前の蕎麦屋、わらびやと決めていた。宇奈月温泉に来れば、一度は必ず寄る店だ。
12時半頃、1人で店を出て、宇奈月国際会館セレネに向かった。
いい天気だ。この音楽祭に来るようになって4年目だが、こういう好天は初めてのように思う。3年前の初回は、期間中ずっと大雨だったのを思い出す。
宇奈月国際会館セレネ。
ステージには、役名を書いたボードと譜面台が並んでいる。歌手は、それぞれの場所に立って歌うようだ。
14時過ぎ、チューニング。指導はもちろん、本番指揮の横島勝人先生。
弦は、9・7・3・4・3。ヴィオラは、トップのNさんが、どうしてもはずせないお仕事とのことで、欠席だった。
まず、オケのみで、序曲、1幕フィナーレ18番、2幕フィナーレ31番と練習した。
シーン17をやっているところで、ソリストが練習に加わった。都内練習では、合唱合わせはあったものの、ソリストとの合わせはなかったので、これが初めてである。
語りや台詞を入れながら、練習が進められた。妻が見に来た。
頭に戻り、1番、2番、3番、5番、6番、8番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、17番、18番。
休憩。
歌手の紹介があり、続きへ。
19番、20番、21番、23番、25番、28番、29番、30番、31番。
曲尾まで終わったところで、再度休憩。
さらにバランス調整の返し練習が行われた。
12番、13番、14番。
昨年までと異なり、ステージにせり出しを作った。そのためオケピットが狭くなっている。
この形で、ソリストにオケの音が聞こえにくい、との声があり、検討。せり出したステージの下が空間になっていて、オケの音を吸ってしまっているのではないか、との意見があり、オケとせり出しステージの間に板を張ることにした。
試したところ、全然違い、よくなったということで、解決。
以後、18番、19番、20番、23番、28番、30番、31番と返し練習。
19時頃終了した。
ホテルのバスに迎えに来てもらって戻り、家族で夕食。
オケの飲み会が、いつもの「河鹿」で設定されていて、当初は行くつもりでいたが、なるべく余裕を持って過ごすことにして、見送った。