千秋楽。
今、炎鵬が輝に敗れて、「勝てば」の条件付きだった技能賞を逃した。
結局、今場所のこの大功労者に、三賞は何も贈られないことになった。
過去、疑問な三賞選考は、色々あったが、それにしても、これは、あまりにもおかしくないか。
自己最高位で勝ち越し、その過程では三役以上との対戦で、3勝している。
昨日までの段階で、私は、敢闘賞、技能賞の2つについては、間違いなく真っ先に候補に挙がると思っていた。
それが、技能賞だけ、それも条件付きとは、どういうことか。
霧馬山の敢闘賞や、北勝富士の技能賞など、他の力士の受賞を否定するものではないが、炎鵬が結局何ももらえない、というのは、どう考えてもおかしい。
かつて、1970年11月場所で、関脇貴ノ花が7勝8敗と負け越し、当然三賞の対象にはならない中、相撲内容、貢献度を評価されて、福岡スポーツセンターから特別表彰を受けたことを思い出す。
納得できない。ほんとに納得できない。おそらく多くの相撲ファンが同じ考えではないだろうか。
まだ取組進行中だが、あまりに腹立たしく、即記事とした。