緊急事態宣言が出たのを受けて、明日8日(水)から在宅勤務となった。
A社(西新宿)では、緊急事態宣言対応として、各部署とも必要最小限の人員を除いて、在宅勤務をするようにとの指示が出た。
また、B社(三軒茶屋)でも、以前から、可能な者は在宅勤務とするように指示が出ていたので、在宅勤務を申請して承認された。
いわゆる「3密」の危険が強調され、ライブハウスだの、スポーツジムだの、カラオケだのが槍玉にあがる中、通勤電車はいいのか? と言われてきた(ついでに言えば、通勤の先にある、会社でのデスクワークだって、3密環境だ)。
特に東京都での感染者増加が進む中、その東京へ通勤する身としては、日々怖さを感じていた。
ソーシャルディスタンスなどという新しいカタカナ語では、人との距離を2メートル取りましょう、と呼びかけられているが、その意味では、通勤電車などはとんでもない世界だ。座っていても立っていても、見知らぬ人と直接接触し合いながら(濃厚接触どころではない)、私の今だと、モノレール、電車、バスで、往復4時間以上を過ごすのだ。
在宅勤務になれば、それがなくなる。心底ほっとしている。今の時点で、自分が感染せずに済んでいることを、ひたすら祈る気持ちだ。
今日は、必要な紙の資料やデータファイルを整理して持ち帰った。
A社業務においては、時に会社のサーバーにアクセスする必要があり、在宅勤務ではその環境が得られない。持ち帰った資料やデータで不足する場合は、不定期に短時間出社をすることが出てきそうだ。その時は、ラッシュ時を避けての行き来とするつもりだ。
そのことを別にすれば、A社、B社とも、イントラネットにはアクセスできるので、情報共有やメールの送受信に不足はない。
たまに東京に行くかもしれないが、ともかく、生まれて初めての在宅勤務が始まる。
通勤がない、というのは、20代の独身時代、前の会社で現場勤務だった時期以来だ。その時は、いわゆる飯場暮らしで、事務所の2階の宿舎に住んでいたので、正に職住一体だった。
35年ぶりくらいの、通勤時間ゼロの生活となる。
朝、5:10に起きて、会社に行かなくてもいいんだな。睡眠時間が確保できるのは、良いことだ。
しかし、家でだらけずに仕事ができるものだろうか。それが一番心配(笑)。