今日19日(月)、妻に頼まれた用事があって、銀座山野楽器本店に行った。
ずいぶん久しぶりだなあ・・・、と思いながら入店した私は、ほどなく驚愕の事実を知ることとなったのだった。
いつものように、まず3階へ。
楽譜売場で、音楽雑誌や音楽書の新刊をチェック。
特に買うものも見あたらず、これもいつものように、階段でクラシック売場の2階に降りた。
その時に、楽譜売場の隣、階段脇が、弦楽器の売場に変わっていることに気がついた。
へえ、ここ、弦楽器売場になったんだ。
と、のんきに2階に降りて、びっくりすることになる。
階段を下りた目の前に、ジャズの売場が。
えっ? えっ?
にわかに状況が飲み込めない。
この間まで、声楽曲、オペラのCD棚があった、そこがジャズのコーナーになっている。
そうだ、このジャズの売場って、この真上にあったじゃないか。
つまり、3階のジャズ売場が、ほぼ同じくらいの面積で、真下の2階に移動。
その後に弦楽器売場が、どうだったかな、確か4階にあったと思うけど、そこから降りてきた。
で、その分、クラシック売場が縮小したという、個人的には非常に重大な事実を、やっと認識したのであった。
そうですね、従来、2階のフロア全部を占めていたクラシック売場が、3分の2くらいになってしまった、という感じ。
うーん、いつの間に・・・。
常連客の私に何の断りもなく(爆)。
思ってみれば、前回ここに来たのが、3月12日(水)のことだった。2ヶ月以上経っている。
この間に、リニューアルの告知とか出てたんだろうな。
告知も見ず、終わってしまってから来て、びっくりしてるとは(笑)。
うーん、しかし・・・。
これって結構ダメージだよなあ。明らかに品薄になってる。
同じ銀座のヤマハのクラシック売場ほどではないが、それに近い規模になってしまった。
それでも、山野楽器には輸入盤の扱いがあるのが、まだ救いだが。
その石丸電気が、クラシックレコードについては、見る影もなくなってしまい、会社から行きやすい場所ということでは、山野本店が自分にとっては、最も頼れる存在だったのだが、ちょっと残念な状況になってしまった。
ポップスでも、今や「モノ」としての音楽ソフトが売れなくなってきている時代。クラシックも同じなのだろう。
実際、最近では、「レコード芸術」にも、ダウンロード音源の記事が連載されているくらいだし。
そういう時代なんだな。
これからはどうしよう。