naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

いつの間に?~山野楽器本店のクラシック売場縮小の衝撃

今日19日(月)、妻に頼まれた用事があって、銀座山野楽器本店に行った。

ずいぶん久しぶりだなあ・・・、と思いながら入店した私は、ほどなく驚愕の事実を知ることとなったのだった。

いつものように、まず3階へ。

楽譜売場で、音楽雑誌や音楽書の新刊をチェック。

特に買うものも見あたらず、これもいつものように、階段でクラシック売場の2階に降りた。

その時に、楽譜売場の隣、階段脇が、弦楽器の売場に変わっていることに気がついた。

へえ、ここ、弦楽器売場になったんだ。

と、のんきに2階に降りて、びっくりすることになる。

階段を下りた目の前に、ジャズの売場が。

えっ? えっ?

にわかに状況が飲み込めない。

この間まで、声楽曲、オペラのCD棚があった、そこがジャズのコーナーになっている。

そうだ、このジャズの売場って、この真上にあったじゃないか。

つまり、3階のジャズ売場が、ほぼ同じくらいの面積で、真下の2階に移動。

その後に弦楽器売場が、どうだったかな、確か4階にあったと思うけど、そこから降りてきた。

で、その分、クラシック売場が縮小したという、個人的には非常に重大な事実を、やっと認識したのであった。

そうですね、従来、2階のフロア全部を占めていたクラシック売場が、3分の2くらいになってしまった、という感じ。

うーん、いつの間に・・・。

常連客の私に何の断りもなく(爆)。

思ってみれば、前回ここに来たのが、3月12日(水)のことだった。2ヶ月以上経っている。

この間に、リニューアルの告知とか出てたんだろうな。

告知も見ず、終わってしまってから来て、びっくりしてるとは(笑)。

うーん、しかし・・・。

これって結構ダメージだよなあ。明らかに品薄になってる。

同じ銀座のヤマハのクラシック売場ほどではないが、それに近い規模になってしまった。

それでも、山野楽器には輸入盤の扱いがあるのが、まだ救いだが。

あれこれさがしたい時、昔は、秋葉原石丸電気だった。石丸でさがして、ないのだったらあきらめもつく、というのが、若い頃からの私の常識だった。

その石丸電気が、クラシックレコードについては、見る影もなくなってしまい、会社から行きやすい場所ということでは、山野本店が自分にとっては、最も頼れる存在だったのだが、ちょっと残念な状況になってしまった。

ポップスでも、今や「モノ」としての音楽ソフトが売れなくなってきている時代。クラシックも同じなのだろう。

実際、最近では、「レコード芸術」にも、ダウンロード音源の記事が連載されているくらいだし。

そういう時代なんだな。

これからはどうしよう。

品数の面では、こうなると、会社からなら、秋葉原タワレコということになるのかな。