宇奈月オペラ「ドン・ジョヴァンニ」東京公演も、いよいよ明日11日(日)が本番(無観客映像収録、後日配信)。今日は最終の前日練習である。
しかし、突然発生した台風14号。当初、西日本へ向かっているとの話だったが、その後の予報では、大きく右折して、この週末には関東に接近もしくは上陸の可能性もあるとのこと。
麒麟でなく台風がくる
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2020/10/08/092326
えらいことになった。前日練習、本番に無事に行けるんだろうか。幸か不幸か本番は無観客なので、お客さまが来られるか、という心配は要らないものの、演奏者がちゃんと集まれるのか?
今回の台風は、進路予想が難しく、どうなるかわからないとのことだった。その後、スピードがだいぶ速くなり、土日までには何とか過ぎ去ってくれるのでは、との期待も持った。
最終的には、当初予想よりは南寄りのコースをたどってくれることになり、土日いずれも台風の直接の被害はなさそうな様子。安堵した。
雨は降っているが、それを不満に思うのは贅沢というもの。
練習会場、そして明日の本番会場でもある豊洲文化センターに向けて出かけた。
京葉線で新木場まで行き、新木場で有楽町線に乗り換えて、豊洲へ。
昼食は、新木場駅のC&Cで。久しぶりだなー、この店。
カレーショップでハヤシライス。
7番出口を上がると、目の前。ほぼ直結と言ってもいい近さだ。
今日の練習は、7階のサブ・レクホール。明日の本番は、5階のシビックセンターホールである。
13時過ぎ、練習開始。
弦、5・5・3・3・3は、全員が揃った。管も打楽器も。
ソリストも、これまでお目にかかっていなかったレポレッロも含め、全員が揃った。
指揮の横島勝人先生は、新しく購入されたというフェイスシールドをつけてこられた。つけているのかいないのか、ほとんどわからないようなものだった。
総合プロデュースの笈沼甲子さんのMCが初めて入る形で、序曲から全曲を通す形で合わせた。
4日(日)夜、本番1週間前になって、ボウイングつきの正規楽譜がメールで配信された。本番のボウイングについて、トップのN先生、パートメンバーのAさんと相談した。3人とも正規楽譜はチェックしているが、N先生は、これまでの練習で、チェロ等他パートとの連携を確認してボウイングを検討されてきている。
話した末、N先生のパート譜に従って演奏することに決定。正規楽譜のボウイングと異同がある部分は、少し書き写させてもらったが、時間がなくて全部は写せなかったので、練習終了後、お借りして持ち帰り、帰宅後に書き写した。
1幕まで終わったところで休憩。ドア開放。今回の練習会場は、座席間の間隔を充分に取れるぼど広くなく、少々密な感じであった。
休憩後、2幕。
全曲が終わったところで、返し練習。
横島勝人先生の指示で3箇所。
2幕のフィナーレのラルゲット。
1幕4番、レポレッロの「カタログの歌」。
2幕フィナーレの騎士長の登場場面。
残る時間で、アリアを練習したいソリストがいれば、との横島先生の呼びかけに、2人手が挙がった。
2幕21番のb、ドンナ・エルヴィラの「あの悪者は私を欺き」。
最後に、1幕12番、ツェルリーナの「ぶってよマゼット」。
16:40頃、練習終了。
明日11日(日)は、11:00から最終リハーサルを予定。本番は、15:30からだ。
※練習往復に聴いた音楽