昨4日(火)は、妻の実家に行った。
事情があって、ちょっと家の中のかたづけをしたのだが、妻が思わぬものを持ってきた。
36年前、妻との縁談に際して出した釣書と写真である。
こんなものが残っていたとは。
釣書は便箋5枚。当時のことなので手書きである。水性ボールペンで、これ以上丁寧に書けないという字だ。
学歴、職歴。職歴には、労働組合の支部書記長を務めていることが添え書きしてある。当時の自分には、自己紹介において重要なことだったんだな。
家族として両親と妹を書いた後、身長と体重が書いてあるが、今より10キロ軽いよ。
「健康状態 良好」。これは今でも。
趣味。「音楽 演奏・鑑賞等全般(クラシック・ニューミュージック・歌謡曲) 相撲観戦」と書いてある。「演奏」とは書いても、具体的に、やめて久しいピアノやヴィオラについてはふれていない。
これが入った封筒に、29歳の私のスナップ社員が3枚入っている。木更津の実家の庭で撮影したものだ。
いやしかしほんと、今になってこんなものを見るとは。
この封筒には、私が受け取った妻の「身上書」のコピーが入っていた。もちろん覚えている。
これと別に、同年の結婚披露宴の座席表も出てきた。こちらも今改めて眺めてみると、座席決めの思案などを自分のことながら興味深く思い出す。