昨28日(土)は、宇奈月オペラ「ドン・ジョヴァンニ」の練習。先月11日(日)に続く2回目の合奏である。
いつもの大久保のクラシック・スペース★100で、13時から。
大久保駅に着いて、まずはお昼。ペッパーランチか磯丸水産かと思案の結果、前者にした。
しかし暑いな。
練習に先立って、指揮の横島勝人先生から、先日亡くなられた我々のオケ仲間、オーボエのSさんについてお話があった。
Sさんは、マウントあさま、宇奈月オペラには毎年参加されてきた方だ。昨年10月の宇奈月オペラ東京公演が結果的に最後にご一緒した機会となった。
マウントあさまのオーストリア公演にも参加を希望されていたそうで、コロナがなく昨年6月に予定通り実施されていればもちろん、今年6月の延期公演も再延期にならなければ参加できただろう、というお話だった。
葬儀に参列されたファゴットのFさんからも、葬儀のご様子のお話があった。
横島先生のタブレットにSさんの写真が映し出され、それをみんなで見てから、黙祷を捧げた。
続いてソリストの紹介。
今回の練習は本番ソリストがほぼ揃った。ドン・ジョヴァンニ役の奥村泰憲さんは、指導している合唱団の練習のため、16時頃からの参加。その合唱団は、今回の我々の公演に出演される。合唱団ともども16時頃の合流である。
ドン・オッターヴィオ役の前川健生さんは、この日新宿文化センターで上演される東京二期会の「ルル」出演のため、欠席。代わりの方が来られた。
ドンナ・アンナ役の岩崎香さんは昨年の公演に引き続いての出演。それ以外のキャストは一新されている。
演出・構成の角直之氏が初参加され、今回の上演のコンセプトについて説明があった。
性欲・食欲と、それを抑圧する法律・道徳・家父長制・宗教の対立軸をメインとしたステージにされるとのことだった。
今回の練習、弦は9・5・5・3・3。ヴィオラは、11月の宇奈月公演のみ参加のUさんが欠席で、10月の東京公演参加者は全員揃った。
東京のみ参加でトップを務めるCさんが合奏初参加。私は宇奈月ではトップ、東京ではトップサイドに指名されているので、初めてCさんと組んで弾いた。
Cさんは、ヴァイオリンでは「ドン・ジョヴァンニ」のご経験があるそうで、大変心強い。
13時半頃練習開始。換気のための休憩がこまめにとられた。休憩中は扉開放となるので音出しは禁止である。
序曲、1番。
休憩。
2番~10番。
休憩。
左ページのドンナ・アンナのアリアは、左手右手のコントロールができない。ほぼエアーである。右ページのドン・ジョヴァンニのアリアは、ところどころ4小節フレーズでないフェイク的なところがあり、要注意。
10番a。
11番はドン・ジョヴァンニがいないので省略。以後も同様。
12番から1幕フィナーレまで。
休憩。
14番省略。
15番。
16番、17番省略。
18番~20番。
21番省略。
21番b。
休憩。
16時頃、奥村さんと合唱団が到着。
残る時間は、関係する曲の練習となった。
1幕フィナーレ。
5番。
22番。
23番。
2幕フィナーレ。地獄落ちの後のラルゲットのみ省略。
16:50頃、時間切れで終了となった。
17:00には全員会場を出なければならないので、ばたばたとかたづけて退出した。
次の練習は、10月23日(土)。
約2ヶ月間練習がないので、その間、個人練習はもちろん、曲の勉強を進めたい。
※練習往復に聴いた音楽
バルビローリ=ローマ国立歌劇場管
小田和正 この道を
小田和正 風を待って
小田和正 こんど、君と