昨29日(土)は、13:00~17:00、大久保のクラシック・スペース★100で、宇奈月オペラ「ドン・ジョヴァンニ」の練習。
今年は、新型コロナウイルスの影響で「湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月」が中止となり、宇奈月での公演はできなくなってしまったが、10月に別途計画している東京公演に向けて、今季3回目の練習である。
大久保へ行くと、昼食はたいていペッパーランチに入るが、さすがにこの暑さ。ひんやりしたものが食べたいので、磯丸水産へ。
練習前の一杯。ノンアルですよ。
入店すると、手指の消毒を求められ、検温もされる。複数の扉は開放されており、換気にも配慮している。磯丸水産、がんばってます。
コロナ対応もさることながら、この店、若い店員さんたちの接客がとても丁寧で好感が持てる。また来ます。
クラシック・スペース★100。
先週、事務局のHさんから連絡が入り、コロナの影響で、ヴィオラのメンバーが5人から2人に減ったとの連絡を受けた。
宇奈月オペラ、驚愕の連絡・・・
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2020/08/22/001442
急遽トップに、プロのN先生という方が座ると聞いていたが、そのN先生が参加され、初対面のご挨拶。もともとのメンバーは、Aさんと私だが、これまでの練習では、たまたまAさんが裏、私が表を弾いてきたので、Aさんにトップサイドにお座りいただき、私は後ろで1人プルトとなった。
今回の練習は、初めての歌合わせである。
オーディションを経て選出されたという歌手が6人参加された。ドン・ジョヴァンニ、ドンナ・アンナ、騎士長、ドン・オッターヴィオ、ドンナ・エルヴィラ、ツェルリーナ。レポレッロとマゼットは欠席だった。
東京公演の総合プロデューサーのOさんが初めて来られた。また、コントラバスのHさんが、プロデュースをサポートされるとのこと。
指揮の横島勝人先生からのお話によると、今回、コロナ禍の中、オケには地方在住のメンバーが数多くいたが、東京での練習や本番に参加してもらうことについて再考し、個別に連絡をとった結果、地方在住者は不参加とし、縮小した編成で行うことにしたとのこと。これに伴い、ヴィオラのN先生を始め、プロの先生に何人か入っていただくことになったとの説明だった。
弦は、5・5・3・3・3の編成とのこと。全員参加の練習となった。
そう言えば、過去2回の練習に参加していたメンバーの姿がない。
そういうことか、といささかさみしくなる。
また、当初予定していた合唱団も、入らないことになったようだ。
そして、10月の本番は、無観客で行い、収録した映像を編集した上で、後日YouTubeで配信を行うとの話も聞いた。
練習に入った。
今回、宇奈月公演では全曲を演奏し、東京では一部カットしてのハイライト公演を予定していたが、ここへきて種々の制約が出てきたこともあり、カット部分が増えた。4年前に宇奈月で演奏した程度のハイライトに近い形になるようだ。
まず、2幕26番のフィナーレから。
オケの音が大きいので、できるだけ小さい音で、と再三横島先生から注意があった。歌手の声が聞こえないようでは、自分の音が大きすぎる、と。
このフィナーレが終わったところで、扉を開けて換気しながらの休憩。
この間、管楽器が上手と下手に分かれる形に配置を変えて、歌手が前に出る形に変更。
再開後は、1幕の1番、2番、3番、7番。
オケのみの練習が今後1回増えたこともあり、歌に重点を置いた練習進行だった。
ヴィオラが僅か3人となり、今後本番に向けて、相当さらわないといけないと覚悟している。まだまだ余裕がないが、それでも、7番、ドン・ジョヴァンニとツェルリーナの二重唱などは、歌をよく聴きながら合わせていくのが、とても楽しい。オペラの楽しさを改めて感じる。今後、他の曲もさらって勉強して、同じように余裕を持たねば。
再度休憩の後、1幕13番フィナーレ。さらに10番、10番aと練習して、時間切れとなった。
来月の次回練習で、残りのナンバーを練習するとのこと。
例年は、東京ではオケのみ、あるいは合唱団との合わせのみで、ソリストとは、現地でのGPが初合わせとなっている。
今回は、こうして、本番前に複数回、歌との合わせができるのはありがたい。
次回は、9月13日(日)。午前、午後の練習となる。
※練習往復に聴いた音楽
さだまさし 風見鶏
グレープ わすれもの
グレープ せせらぎ
グレープ コミュニケーション
さだまさし 存在理由~レゾン・デートル