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さだまさしコンサートツアー2022~孤悲~

21日(土)。市川市文化会館で行われた、さだ(まさし)さんのコンサートに行ってきた。

 

市川市文化会館に行くのはずいぶん久しぶりだ。クラシック、ポップス問わず、昔はずいぶん通ったものだが、10年、あるいは15年、それくらいぶりかもしれない。

本八幡の南口から行くことはおぼえているが、具体的な道筋に自信がないので、googleマップをプリントして持った。

 

結構遠いな。こんなに遠かったっけ。

到着。こんなエントランスだったっけ。

 

ホールもだが、このアーティストのコンサートに来るのもまた久しぶりだ。

大学生だった1970年代から、1990年代初めくらいまではしばしば行っていたのだが、以後はご無沙汰になっている。

記憶するところでは、おそらく直近は2002年3月、東京国際フォーラムでのソロ3,000回記念コンサート「燦然會」。20年前か。

その前は、2000年の「日本架空説」のツアーだったと思う。この時は、浦安市文化会館で聴いた。日頃、自分が乗っているステージでさださんが歌うのを客席で聴くことや、勝手知ったるホワイエでグッズが売られているのが、不思議な気持ちだったものだ。

(妻は、たぶん1985年に千葉県文化会館で聴いたコンサートが最初で最後。記憶に間違いがなければソロ1,001回目のコンサートだったと思う)

 

おいでやす小田さん(和正さんでなく(笑))からの花。

後刻、トークで知ったが、7月からTBSで放映されるドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?」で共演しているからなのだそうだ。「カムカムエヴリバディ」で共演したからではないようだ。

 

我々の席は2階12列52番、53番。2階席最後列から2番目、上手側の端だった。

東京厚生年金会館でのグレープの解散コンサートが、確かこんな見え方のする席だった。

 

小田(和正)さんのライブ同様、客席の年齢層は高い。男女比ということだと、さださんの方が女性比率が高いように思う。女子高生の頃から聴いてます、みたいな感じの人が多い。

(我々の前の席の人は、開演前、ずっと「少年ジャンプ」を読んでいた。さらにその前の席の人は、競馬新聞を読んでいた。何だかなー・・・)

 

コロナ禍でのコンサートでは、どのアーティストの場合も、声に出す声援とか、曲に合わせて一緒に歌うことは控えて下さい、とされるのが普通だ。

さださんの場合だと、「声を出して笑うことはお控え下さい」がそれに付け加わるところだが(笑)、この日の客席は結構遠慮なく大声で笑っていた。

 

さて、チケットを買う時にはそうとは知らず、日程と場所だけで決めたのだが、この日は、新しいツアーの初日なのだった。

 

 

6月に発売されるアルバム「孤悲」(こい)をタイトルにするツアーで、11月まで続く。

 

17:01、ほぼ定刻に本ベルが鳴り、客席は暗転。

 

セットリスト。

 

   偶成

   抱擁

   破

       (MC)

   パンプキン・パイとシナモン・ティー

   道化師のソネット

   療養所(サナトリウム)

       (MC)  メンバー紹介

   キーウから遠く離れて

   フレディもしくは三教街-ロシア租界にて-

       (MC)

   詩人

   舞姫

       (MC)

   鷽替え

   孤悲

 

   [アンコール]

       (MC)

   歌を歌おう

 

さださんの場合、昔からMCで曲名を言ってくれるので、初めて聴くニューアルバムの曲が多い中、セットリストを書くことができた。

 

最初の3曲はロック風のナンバーが並んだ。「破」が懐かしかった。好きだったなあ、この曲。他の2曲は「孤悲」の収録曲なので初めて聴く。この時に、さださんが珍しいエレキギターを持ったが、この楽器はTHE ALFEEの高見沢(俊彦)さんにもらったものなのだそうだ。

「やかましい曲はこれで終わりです。もうやりませんから」(笑)。

 

ツアー初日は辛い、昨日は寝られなかった、と話していた。一方、初日が14歳から30代後半まで住んだ市川であることは気が楽な面もある、と。

 

次は、70年代から80年代の曲が3つ並んだ。

「療養所」は、後奏のギターソロからイントロのピアノに戻る形が、かつてのステージアレンジと違っていた。

この曲あたりから、さださんがバンドに向かって指揮をすることが何度かあった。これは以前は見なかったことだ。

 

メンバー紹介。私が通っていた頃の「亀山社中」のメンバーとはすっかり入れ替わった「さだ工務店」。ヴァイオリン、チェロ、オーボエが編成に加わっている。

 

それやこれやの変化は、私がご無沙汰していた20年間に起きたこと。この間もコンサートに来ていればその経過は当然わかったはずだが。

(かつての勤務地だった京橋、日本橋に久しぶりに行くと、前にあった店がなくなっていたりその逆だったりで驚くが、そのようなことだ)

 

ウクライナでの戦闘の話から、新しく作ったという「キーウから遠く離れて」。この曲は、4月6日(水)に聴きに行った「文化放送開局70周年記念 「海援隊南こうせつさだまさし・グレープ セイ!シュン コンサート」」でも歌われた。

そして、戦争つながりということなのだろう、「フレディもしくは三教街-ロシア租界にて-」。はたちの私が、グレープ、そしてさだまさしに傾倒するきっかけの一つとなった曲だ。もう数えきれないくらい何度も聴いてきた曲だが、グレープのオリジナルに忠実なアレンジで演奏されたこともあり、心にしみるものがあった。

 

ヴァイオリンを使って、「詩人」「舞姫」の2曲。

 

そして、新しいアルバムから2曲。「鷽替え」(うそかえ)、タイトル曲「孤悲」。

 

19:13、本編終了。

 

すぐにアンコールとして、新しいアルバムの最後に収められる「歌を歌おう」が歌われた。昨年の日本テレビ系列24時間テレビのチャリティソングとしてさださんが作り、MISIAが歌った曲だ。

 

19:23、終演。

 

本編12曲、アンコール1曲、計13曲。

新アルバム「孤悲」からは、10曲中7曲が歌われた。

 

MCの中で、何度か「2時間で終わらせることをめざす」と話していた。それよりは20分あまり長かった形だが、初日ということでトークがまだこなれていなかったかもしれない。そういうことはあっても、13曲というのはずいぶん少なく感じた。

「「いつ緞帳が降りてもいいような曲」「カロリーの高い曲」ばかりなので、真剣に聴くと疲れますからほどほどに」、とも言っていた。確かにそうだったから、まあこれくらいでお腹いっぱいかな。

(ビギナーには昨年の「さだ丼」ツアーの方がなじめる内容だったかもしれない)

 

トークが長いのはもちろん昔から知っていたが、久しぶりにコンサートを聴いて、昔もこんな比率だったっけ、と思ったりした。

まあ、さだファンは「いいんです、歌はCDで聴きますから」ではあるけどね。

 

とにかく、久しぶりの「生さだ(コンサート)」、よかった。これを機にツアーに1回くらいは行くようにしたい。

 

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